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オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

デパ地下行脚...諸国銘菓&お弁当あれこれ

2022年02月09日 | ├ ご当地モノ・アンテナショップ

節分を終えて先日「立春」を迎え、“名ばかり”の春とは云え、冬が極まって「春の気配」が立ち始める時季です。
遠く北京で開催中の「冬季オリンピック」で活躍する日本代表選手団にハラハラドキドキする今日この頃、誰もがテレビ観戦だと思いますが、列島全体の熱気で春の訪れが早まりそうですね。


さて、新規感染者が未だ最多を記録しそうな昨今にあって気兼ねなく遠出できないのが残念なところ、ココ最近の楽しみといったら生活圏にあるデパ地下行脚

今となっては考えられない大そうな手土産品をはじめ、和・洋・中に肉・魚、そして揚げに焼きに煮込みと幅広い惣菜が並ぶ地下売場は“美味しい”が一堂に会するまさに「食のデパート」です。


中でも狙い定めて足を運ぶ「諸国銘菓」には全国津々浦々から地元で愛される甘味が勢ぞろい!
季節・話題性を盛り込んだ限定のお取り寄せも然ることながら、嬉しい「単品ばら売り販売」(一部除く)。
日本各地の銘菓をチョットづつ選んで食べる楽しいコーナーなのです。

いつも通り妻と半分コする僅かな一口サイズですが、吟味した御当地品を紹介したいと思います



■お福わけ餅:杉山寿山堂<秋田県>
先ずは北の大地、秋田県は秋田市の和菓子処「杉山寿山堂」の創業は遡ること1705年。
「元祖 秋田諸越」が有名ですが、そのネーミングに惹かれて手にした「お福わけ餅」は、自慢の餡を二つ折りにしたどら焼きの皮ではさみ、餅を乗せたシットリした口当たりの和菓子。
どら焼き生地に餡と餅が絶妙な組み合わせてで、もう一つ買っておけばよかった口惜しい味わいでした。
いい事があった時のお裾分けにピッタリかもしれません。



■ゆべし(くるみ・ごま)みちのく和菓子処「甘仙堂」<宮城県>
そして宮城県は仙台市、袋原の地で「ゆべし」作りからはじまった「甘仙堂」の創業は1984年。
上質な餅米から作れられる生地に胡桃を贅沢に使い、一口頬ばるとネッチャリとした独特な食感よろしく、「ごまゆべし」に至っては胡桃に負けない程の胡麻の風味が際立つ美味しさでした。



■胡桃の醍醐味チーズケーキ:パティスリー花岡<長野県>
此方は長野県東御市にあって和洋菓子問わず100年以上もの間、長野県産の「胡桃」にこだわり、身近なお菓子創りをしている御菓子処。
現地では「くるみ団子」が定評のようですが、諸国銘菓に出品されていた「チーズケーキ」は台座部分に胡桃を使って香ばしく、濃厚ながらも酸味を効かしたチーズと相まって得も云えない口当たりでした。
クルミ好きとしては他の商品も非常に気になりますね。



■京銘菓「阿闍梨餅」京菓子司「満月」<京都府>
京都に出かけたら其処彼処の土産店に並ぶ、京都を代表する「阿闍梨餅」もあったので素早く手にすると...後を追うようにおばさま達の手も伸びることのびること(笑)
「阿闍梨餅」をはじめ、満月・京納言・最中といった京都のお茶菓子を作り続けている「満月」の創業は1856年。
味は云うまでもなく...「阿闍梨」とは高僧を意味し、その形は比叡山で千日回峰修行を行う阿闍梨様がかぶる網代笠を象ったもので、厳しい修行中に餅を食べて飢えをしのいだことに因んで考案されたそうです。

ECサイトの中には高額で販売されている輩もいますので、正式な取り扱いのない非公式店にはご注意を。



■金長まんじゅう:株式会社ハレルヤ<徳島県>
徳島に昔から伝わる逸話「阿波狸合戦」の金長たぬきをモチーフにした「金長まんじゅう」が誕生したのは昭和12年のこと。
当時としては饅頭の皮に「チョコレート」を使うのは珍しく、そのホロ苦さが引き立てる白餡との組み合わせは甘すぎず控えめな口当たり。子供の頃に食べたことがあるような昔懐かしい味わいでした。



■南蛮菓「ざびえる」
:ざびえる本舗<大分県>

最後は大分県は大分市の菓子メーカーが作る、50年以上愛される銘菓。
遥かに昔遡ること1551年、豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルが大友宗麟(おおともよししげ)の庇護を受け、神の教えを広めると共に小学校や大病院を次々に建設、府内の街(大分市)に南蛮文化の花を咲かせた功績を讃えて命名・誕生したものです。
バター風味を効かせた洋風の生地に純和風の白餡(銀)とラム酒に漬けたレーズンを刻みこんだ2種類の餡(金)が遠い昔の府内の夢へと誘う...と云った和洋折衷のお菓子です。


これらを選ぶために自分が小さな一角を行ったり来たりしている様子を遠目に観察している妻は一切声をかけてくれません(笑)

で、会計を済ませたら長居は禁物...妻と合流、地下フロアを一旦出てリフレッシュ
そして陽が落ちる前に再度訪問するのがポイントでしょうか、時短営業を逆手にとって“お値打ち価格”になった弁当・惣菜を物色するのも週末ならではの楽しみ

以前、手にした弁当が美味しかったので、紹介がてら書き留めておきます



■ぶり照焼き弁当:(株)ほそや
県内のデパ地下やマリンスタジアムで仕出し弁当を販売するのは創業100余年の米屋さん。
米屋ならではの経験を活かし、精米したての千葉県産コシヒカリ米をはじめ、モッチリと炊き上げた「おこわ」が定評とのこと。
盛りだくさんなオカズ以上に絶妙な炊き加減の「栗おこわ」に思わずニンマリしてしまいました。


■鳥五目わっぱ弁当:(株)ほそや
海老・とり煮・ほたて煮・しめじ煮・栗甘露煮・きんぴらごぼう・椎茸煮・漬物と賑やかな具材並びに目が留まって手にした「わっぱ弁当」です。
こちらもモチモチとした炊き込みご飯と相まって“丸い”弁当箱が、妙に非日常感を掻き立てる美味しさでした



■魚惣菜弁当:魚惣菜「魯鰻亭」
こちらは西武・そごうのデパ地下を中心に展開する魚惣菜専門店。
ショーケースに並ぶ種類豊富な煮魚・焼魚・フライと云った魚惣菜は“美味しい見た目”そのままに弁当はボ
リューム満点。
銀鮭の塩焼きは塩加減よろしく肉厚で食べ応えも充分、申し分ない弁当でした。

平日は自炊続きなので、時には“ズボラ”に賢く美味しいお弁当を食べたいところ、ゴチソウさんでした


根っからの甘党だった祖父が好んで和菓子や牡丹餅を食べるのをみて「そんなに食べたら夕飯が食べられないよ-」と叱咤しつつもコッソリ分けてもらっていたのは遠い昔のこと(笑)
一方、和食が得意だった祖母は「よもぎ餅」をはじめ、「おはぎ」や「大福」など色々な餅(菓子)や赤飯までも作っていたのをふと思い出します...

今となっては食事・おやつと分け隔てなのない「餅」を食べていたのが日常であり、祖母が手間暇かけて作っていた素朴な味わいは「宝物」です


【-おまけ-】

週の真ん中...今週も変わらず昼ごはん作り
もはや懐かしい正月料理の名残で「黒豆」を出汁巻き玉子に加えてみたら、思いがけず美味しく仕上がりました(巻くの大変ですが -_-;)
・白米
・トンテキ
・茹でブロッコリー
・出汁巻き玉子焼き黒豆入り
・人参シリシリにレーズン和え


▲朝ごパン用にふすま粉パンも量産b


▲オヤツ作りは昔懐かしい「プリンエル」b

今週は祝日があって一日少ない就労が有難いものの関東地方は明日から天気下り坂なので、皆さまも御自愛くださいませ


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