端午の節句 ／ 柏餅

5月は旧暦でいうと夏至の月。
薬草の蓬(よもぎ)や菖蒲(しょうぶ)を軒先に刺し、菖蒲酒を飲んで夏至の邪気払いをしたのがはじまりで、男子の節句になったのは武家社会から。
菖蒲が“勝負”に通じると、鯉のぼりを立て、勇ましい兜や武者人形を飾る立身出世を願う祝いの行事です。

その縁起物として食べられるのが柏餅。

餅を巻く柏は古くから神が宿る木とされ、神社や神棚で神に拝する際にパンパンと音が鳴るように手の平を合わせる行為を柏手(かしわて)と呼ぶのもこれが由来なんだとか。

思いのほか柔らかい餅には程よい甘さの漉し餡が詰まり、柏の香りと相まって美味しくいただきました。


連休中の大型スーパーは比較的閑散とし、“半額シール”が貼られた柏餅の山積みが何だか残念でしたね．．．



▲連休中にやっと食べ終わりましたｗ(2018.5.3)



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