
短時間ながら日中に雨が降ったことで若干ジメジメしたと思えば、早いもので今日から6月。
恐らく関東地方は中旬までに“梅雨入り”する予報なので、毎度の事ながら不快な時季の到来です...
さて、梅雨明けしたら“次はどこへ出かけよう”と早くも画策している我が家。
一泊二日のバス旅行[静岡・浜松編]、2日目はNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」ゆかりの地を巡っているところ、そろそろ帰る算段をしながらの移動をしていました

龍譚寺から気賀駅、掛川市内と往路をそのまま戻る予定でしたが...
ここまで足を運んだからには思い切って「浜松城」へ向かうことに。

時は1560年、桶狭間の戦い。
圧倒的劣勢を覆し、織田信長が今川義元を打ち破った際、井伊家・徳川家(松平家)の両家は今川家に従属。

※NHKホームページより
直虎の父、井伊家の22代宗主の井伊直盛は徳川家康と共に戦の先陣を今川義元から任されるも、織田信長が今川義元に勝利すると、家康は故郷の岡崎城を奪還し、その後は粛々と天下取りを画策...(というのが劇中の一端でしょうか)

そんな徳川家康が天下取りへの足がかりとして17年にわたって在城し、前線基地として拡張したといわれるのが浜松城。
(武田家との争いに破れた井伊直虎が一時身を潜めたとも言われています)
天守閣は1960年(昭和33年)に再建されるも、火災や戦災によって資料のほとんどが焼失し、城そのものの姿は推察の域を出ませんが、発掘調査が進むにつれ、少しずつ城本来の姿が浮かび上がってきたそうです。

▲2009年-2010年度の発掘調査をもとに2014年3月に復元された天守門

▲天候に恵まれれば、天守閣からは富士山に太平洋、城下を一望できます
浜松城の歴代城主は後に幕府の重要な役人に抜擢されることが多かったことから別名「出世城」とも言われています。
自分は出世を然程望まぬ気質なので関係ないですが...
何かに行き詰った時は高い所から遠くを眺めたいもので(近所に城を作りますかね:笑)
江戸幕府300年の原点となった浜松城。
当時の城主たちは天守閣から、どんな景色を見ていたのでしょうか...

▲怒涛の17年間を浜松で過ごした若き日の家康像
浜松城公園として整備された園内、本丸跡地では“若き日の家康像”が迎えてくれます。
その手にしているのは歯朶(羊歯=シダ)。
兜にも飾られた歯朶は、ゲン担ぎの家康が最も気に入っていた甲冑飾りだったそうです。

▲家康公鎧掛松:現在の松は1981年に元城町の人々の手によって植樹された三代目
バス停付近には家康公に縁のある松の木が残っています。
1572年(元亀3年)、三方ヶ原の合戦で武田信玄に大敗したといわれる徳川家康公は浜松城に帰城した折、大きな松の木陰で休息したと伝えられています。
その際、鎧を脱いで掛けたことから鎧掛松と呼ばれるようになったそうです。
その大きさも然ることながら、しみじみと歴史を感じる一時でした...
■浜松城
*住所:静岡県浜松市中区元城町100-2
*料金:大人200円/中学生以下は無料
*営業時間:8:30~16:30(入場は10扮前まで)
*定休日:12月29・30・31日
*アクセス:バス停「浜松城公園」下車
※期間中、「いいね!直虎1dayパス」の施設優待券使用で割引があります。
【過去の記事より...家康像が違いますね】

*[夏の思い出 一泊二日のバス旅行(愛知編2 徳川家康“出生の城”『岡崎城』)]
【おまけ】

▲「my旅 しずおか」より(撮影を忘れてしまいました)
“夜のお菓子”というキャッチフレーズでお馴染みの静岡銘菓「うなぎパイ」。
その名の通り発売以来“うなぎのぼり”に売れ、製造本数は年間約8000万本越えだとか。
うなぎの骨で取った出し汁を粉末にしたパウダーやガーリックなどの調味料をパイ生地に練り込んだこちらは、実際に栄養価の高いお菓子だそうです。
うなぎパイ7本分には蒲焼100グラムに相当するビタミンAが含まれ、香ばしいパイ菓子な上、疲労回復や夏バテ対策も期待できるそうです…
(そこは求められてないと思います:笑)
(つづく)
恐らく関東地方は中旬までに“梅雨入り”する予報なので、毎度の事ながら不快な時季の到来です...

さて、梅雨明けしたら“次はどこへ出かけよう”と早くも画策している我が家。
一泊二日のバス旅行[静岡・浜松編]、2日目はNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」ゆかりの地を巡っているところ、そろそろ帰る算段をしながらの移動をしていました


龍譚寺から気賀駅、掛川市内と往路をそのまま戻る予定でしたが...
ここまで足を運んだからには思い切って「浜松城」へ向かうことに。

時は1560年、桶狭間の戦い。
圧倒的劣勢を覆し、織田信長が今川義元を打ち破った際、井伊家・徳川家(松平家)の両家は今川家に従属。

※NHKホームページより
直虎の父、井伊家の22代宗主の井伊直盛は徳川家康と共に戦の先陣を今川義元から任されるも、織田信長が今川義元に勝利すると、家康は故郷の岡崎城を奪還し、その後は粛々と天下取りを画策...(というのが劇中の一端でしょうか)

そんな徳川家康が天下取りへの足がかりとして17年にわたって在城し、前線基地として拡張したといわれるのが浜松城。
(武田家との争いに破れた井伊直虎が一時身を潜めたとも言われています)
天守閣は1960年(昭和33年)に再建されるも、火災や戦災によって資料のほとんどが焼失し、城そのものの姿は推察の域を出ませんが、発掘調査が進むにつれ、少しずつ城本来の姿が浮かび上がってきたそうです。

▲2009年-2010年度の発掘調査をもとに2014年3月に復元された天守門

▲天候に恵まれれば、天守閣からは富士山に太平洋、城下を一望できます
浜松城の歴代城主は後に幕府の重要な役人に抜擢されることが多かったことから別名「出世城」とも言われています。
自分は出世を然程望まぬ気質なので関係ないですが...
何かに行き詰った時は高い所から遠くを眺めたいもので(近所に城を作りますかね:笑)
江戸幕府300年の原点となった浜松城。
当時の城主たちは天守閣から、どんな景色を見ていたのでしょうか...

▲怒涛の17年間を浜松で過ごした若き日の家康像
浜松城公園として整備された園内、本丸跡地では“若き日の家康像”が迎えてくれます。
その手にしているのは歯朶(羊歯=シダ)。
兜にも飾られた歯朶は、ゲン担ぎの家康が最も気に入っていた甲冑飾りだったそうです。

▲家康公鎧掛松:現在の松は1981年に元城町の人々の手によって植樹された三代目
バス停付近には家康公に縁のある松の木が残っています。
1572年(元亀3年)、三方ヶ原の合戦で武田信玄に大敗したといわれる徳川家康公は浜松城に帰城した折、大きな松の木陰で休息したと伝えられています。
その際、鎧を脱いで掛けたことから鎧掛松と呼ばれるようになったそうです。
その大きさも然ることながら、しみじみと歴史を感じる一時でした...
■浜松城
*住所:静岡県浜松市中区元城町100-2
*料金:大人200円/中学生以下は無料
*営業時間:8:30~16:30(入場は10扮前まで)
*定休日:12月29・30・31日
*アクセス:バス停「浜松城公園」下車
※期間中、「いいね!直虎1dayパス」の施設優待券使用で割引があります。
【過去の記事より...家康像が違いますね】

*[夏の思い出 一泊二日のバス旅行(愛知編2 徳川家康“出生の城”『岡崎城』)]
【おまけ】

▲「my旅 しずおか」より(撮影を忘れてしまいました)
“夜のお菓子”というキャッチフレーズでお馴染みの静岡銘菓「うなぎパイ」。
その名の通り発売以来“うなぎのぼり”に売れ、製造本数は年間約8000万本越えだとか。
うなぎの骨で取った出し汁を粉末にしたパウダーやガーリックなどの調味料をパイ生地に練り込んだこちらは、実際に栄養価の高いお菓子だそうです。
うなぎパイ7本分には蒲焼100グラムに相当するビタミンAが含まれ、香ばしいパイ菓子な上、疲労回復や夏バテ対策も期待できるそうです…
(そこは求められてないと思います:笑)
(つづく)