20190808葉月稽古②の香合

2019-08-16 11:44:44 | 稽古記録


床の香合は

飛騨高山の一位細工の平丸です。

茶箱月に使用するために
掛子(kakegoカケゴと濁って読みます。kakekoカケコは振込詐欺)
に収まる高さのひらべったい香合を探しました。

さすが飛騨の匠の技、蓋と身がぴったり合い、
衣の袖に入れて持ち歩いても蓋が開いて
お香がこぼれる事はありません。
(指先にうるおいも無くなったおばあさんは開けるのに苦労する)


厚みはちょうど良い。 ですが、
径が大きくて、茶筅筒の穴に掛かります。
茶筅筒に持ち上げられ、茶箱の蓋が浮く。

茶箱用に作られた香合は

きちんと収まります。
(茶筅筒の穴より小さいので落とさないようにね)

古帛紗 茶杓 香合 羽 
帛紗をさばいてこの上に置きます。


ところで拝見が終りに持ち帰るときは

香合 茶杓 古帛紗 羽 

順序が変わります。
香合は拝見に出してお客が返したままの位置
(お客さん、茶筅筒の邪魔にならないように置きましょうね)
茶杓は仕覆に入れて置き直す。
その上に古帛紗、羽、帛紗。

ラストIN ファーストOUT
の則がこれだけ崩れます。


拝見なしで持ち帰るときは
古帛紗 茶杓 香合 羽 
始めと同じ順序です。

茶箱月拝見なしは、昔と今で変わったことがあります。

詳しくは こちら へ

昔と今は こちら へ

2019年12月31日で見えなくなります。 ファイナル


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