20190808-10葉月の稽古②月

茶箱点前座　

　

月のある風景 小田桐みや子

昭和の下町お嬢さんはお洋服をデパートのイージーオーダーで作りました。
(山の手のお嬢様はごひいきの洋裁店で本当のオーダーメイドですが）
仕立て上がり届いた箱には「おともきれ」という裁ち残りの布も入っています。

何十年分の「おともきれ」と帯芯(色紙掛けを作った残り)を
預けて作って頂いたのが「月のある風景」です。
小田桐みや子さんの作品は[こちら] と[こちら]をご覧下さい。

御菓子

虫の声　喜久乃屋製　
ここにも月

干菓子

越乃雪


氷餅


今週はしつらいを月にして、
年長さんは茶箱月、お若い方は卯の花、男性は和敬点をしました。

8月②
8.8(木)
067 14:00～ 茶箱月拝見あり
080 14:00～ 茶箱月拝見あり

8.9(金)
051 17:30～ 茶箱卯の花拝見あり*2

8.10(土)
077 11:00～ 茶箱月拝見あり
079 11:00～ 和敬点
027 14:00～ 茶箱卯の花拝見あり
043 14:00～ 茶箱卯の花拝見あり 和敬点
003 15:00～ 茶箱卯の花拝見あり

卯の花

お茶を掬い入れ、茶杓を置くところ。
すべての道具が置かれている瞬間はこのときくらいですね。
（箱の中は暗いですが、茶筅筒と茶巾筒が見えます？）

この後、ふんわり美味しお薄が点ちました。


近頃お茶を頂くとき、
この方が点てた茶を喫するのはこれが最後かもしれない
と思うようになりました。

一期一会です。


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