浦和への貢献

前半トップ下というポジションからボールを持つ相手選手に積極的にプレスをかける小野。しかしあせりからか逆にファウルをとられる場面も見られたが、2得点目となる三都主のFKの際には自ら川口の目を塞ぐ壁になる等味方のサポートに貢献した。前半途中にボランチの位置に下がってからは中盤からパスを回しチームを支えた。ホーム初戦は後半38分での交代となった小野。いまだ不完全な浦和とのコンディションを露呈した。3ヶ月後に迫ったW杯初戦、先発メンバーへの道はまだまだ遠い。

赤く染まる埼スタ

3月11日（土）
2006 J1リーグ戦 第2節
浦和 3 - 1 磐田
14:04キックオフ
埼玉スタジアム2002
56,512人
得点者：
前半33分 田中マルクス闘莉王（浦和）
前半42分 三都主アレサンドロ（浦和）
後半17分 ポンテ（浦和）
後半42分 茶野隆行（磐田）

ベスト布陣の3-5-2で迎える浦和ホーム初戦、要のボランチ福西を欠いた磐田はカレン・ロバートを1トップに置き3-6-1の布陣で挑んだ。
前半ボールウォッチャーとなり一歩で遅れチャンスを逃していた浦和だが、長谷部のクロスをトゥーリオがヘディングで押し込み先制すると動きに精細が生まれる。三都主のフリーキックで2点目を奪った浦和は後半に入っても攻勢を続ける。後半から田中に入った茶野が後半17分ゴール手前でボールをキープしきれず後ろからきたポンテにあっさりと奪われ、3点目を与えてしまう。後半42分茶野がヘディングから汚名返上の得点を奪うも差は縮められず。ロスタイムの3分も浦和は安定した試合を運びホーム初戦を勝利で飾る。