4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

ギフト

2004年12月18日 11時00分57秒 | 観戦記
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2004 -Go for 2006 !
会場:横浜国際総合競技場 61,805人
12月16日(木)20:00キックオフ
日本代表0-3(0-0)ドイツ代表
得点者
ド:クローゼ(54,92+分)
ド:バラック(69分)


【観戦記】
ちょうど一年前、東アジア大会の前後の時期だろうか。ドイツ戦がホーム&アウェ-で行われるという情報が流れた。初の日独戦、強豪のドイツ、それに対する日本代表に対してもとても期待した一年だった。

当日のメンバーは両チーム完全までとはいかないがそこそこのメンバーが揃った。単純に完全なチームだから強いという事はもちろんない。

20052006 日本におけるドイツというフラッグがピッチの中央に置かれる。
試合前の予想は0-3。先日イランがたたき出されたスコアだ。
注目は稲本の初の代表キャプテンでの実力。(個人的には彼にはキャプテンは向いていないと思う。統率をする役では無くシャドー的な部分で肝心な選手だからだ。)大久保、高原のゴール。

堀内孝雄が久しぶりの国歌を歌う。過去にも何度か観た記憶がある。

試合が始まるとすぐに気付いた。日本の4バックが下がり過ぎている。また、稲本、福西のだぶるボランチも引き過ぎて6人で守りを固めてしまっていた。高原は前線で孤立。

ドイツは3TOP 19歳のFWルカス・ポドルスキがいた。日本なら平山といったところか。

前述の通りラインが低い日本は中盤でボールを簡単に回されてしまう。

7分のDFサントスとMFバラックのマッチアップも、あっさりMFバラックがボールを奪う。

日本のDFがボールをもってもプレッシャーをかけられ、DFラインでのボール回ししかできずドイツに時間を与え過ぎてしまう。
10分サントスはコーナーキックを高原に合わせるが繋がらない。

今年ユーロ2004予選敗退から3勝1分と好調のドイツは日本を翻弄し続ける。

高原へボールを合わせるもミスで通らない場面が目につく。

キャプテンを担う稲本には主に守備についている為にボールが回らない。

15分日本にピンチが訪れる。DFラインを抜かれたパスから楢崎のいないゴールスペースにシュートを放たれるも小笠原がここまで下がっており、見事にクリア。

21分バラックが足下に落とし、FWクローゼへ出したパスをサントスが身体をいれてカット。

DF加地が得意のワンツーで駆け上がろうとするも高原と呼吸が合わずボールを奪われる。

30分MF福西がMFバラックにひじをいれてファウルを取られる。

32分ゴール前でパスを受けようと中盤から飛出したMF藤田はオフサイド
33分DFオボモエラがMF福西に足を狙ったスライディングでイエローカード。
40分ドイツゴール前DF加地のパスを高原が受けるも3バックに囲まれチャンスを逃す。高原のあと一瞬の早さが欲しかった。

43分再び高原がチャンスを掴む。前線でフリーでボールを受けるもパスでもたついてしまい。ドイツに十分な時間を与えてしまう。

一瞬のプレーの遅れがドイツレベルになると取り返しがつかない事を痛感する。高原には分かっている事ではあるが。

ロスタイム1分FW鈴木がドリブルで攻め上がるもタッチライン沿いで相手DFのプレッシャーの前に切り返しをミスしボールが出てしまう。

日本が攻勢を出し始めたタイミングで前半が終了。
後半開始前FW鈴木に代えFW玉田を投入。

49分ゴールエリア前で撃たれたシュートを稲本が瞬時にコースに身体を入れてクリア。
50分FWクローゼがゴールエリアで倒されるもファールはなし。
53分GK楢崎が弱く弾いてしまったボールに冷静に駆け込んだFWクローゼがシュート。
鋭い嗅覚、見事なプレーだった。
55分大久保ベンチで笑う。(スペインで活躍する姿でも浮かんでいたのだろうか)
59分ドイツの決定的なシュートはGK楢崎が正面でキャッチ
64分大久保、三浦、遠藤が呼ばれる。
69分DFを鼓舞するようにかわし放たれたMFバラックのシュートは無情にもネットに突き刺さる。

FW高原、MF稲本、MF藤田に変わり、FW大久保、MF三浦、MF遠藤を投入。

71分ドイツにパスを合わせられラストのFWクローゼのシュートは楢崎がGKキャッチ
ドイツ、【19】MFシュナイダ-を【18】MFボロウスキーに代える。
73分MF小笠原、MFバラックへのファウルでイエロー。
75分ドイツ、【15】MFエルンストを【16】MFエンゲルハルトにボランチが交代。
80分DFサントスがゴール前決定的なシュートを放つ。これをGKオリバー・カーンがジャンピングキャッチ、見事なプレイ会場中から歓声と溜息が溢れる。
82分DFサントスに代えDF西を投入
日本は相変わらず下がってばかりで前線で落ち着いてボールを繋ぐ場面が見られない。
ロスタイム3分に入る。
1分経過大久保が横にパスを出す事をせずドリブルを仕掛けた瞬間ボールを奪われカウンターを受ける。大久保はゴール前まで必死に駆け込みスライディングをかけるもボールを回され、シュートを撃たれ追加点。

2点で終わった試合にお土産まで与えてしまった。

スペインへの土産をドイツに奪われた大久保。「今日はあまりサッカーしたという気がしない。あの時間からの投入で、自分としてもイメージがわかなかった。なかなか前を向かせてくれなかった。ボールも触らせてもらえなかった・・というより触れなかった。ボールも来なかったし。試合中に足首を踏まれて、最後は痛みは引いたけどずっと痛かった。」再び代表へ戻る日は遠いだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする