下僕天国炎の日記帳

タカばさんの全力疾走日記です。

幻想水滸伝ティアクライスプレイ日記番外1・感想

2009年01月12日 18時05分41秒 | ティアクライス感想
全体に操作性がよくて、話のテンポがよかったのでノリノリさくさく楽しめてすごくよかった!!
主人公を含めて主要メンバーが明るく真っ当に元気なせいか最後まで楽しくエンディングにたどり着くことができました。

下手なRPGだと世界を背負うとかいろいろと話がデカくなってくせいかどんどん鬱展開になることとかあるんですけど、そういうのがなくて楽しかったです。
エンディングも大団円で幸せ♪

今まで人同士の争いがメインだったのが、世界をかけた戦いになったのが珍しい感じでしたねえ。(3のルックは近いですが)一なる王もなんか魔王っぽい感じだったし。


キャラクター

リウとアスアドさんがお気に入り♪

幼馴染の仲でへたれ担当だったリウが、いつのまにかすんなり参謀に納まって、主人公が望む形で世界を動かすために協力している様子がすごくうまくかかれてて楽しかった。
軍師っていうと頭で考えることが多いせいか物静かなキャラクターが多いですが、一緒になってふざけて大口あけて笑ってツッコミいれてたりするのがよいなあ。

あと、不遇のアスアドさんが気になってしょうがなかった。

姫様! 姫様もうちょっとアスアドさん気にかけてあげようよ!
アスアドさんもちょっとおちつこうよ!
いやわたわたしてるのが一番おもしろいんだけどさ。

おもしろいのでアスアドさんにホウキ持たせてクロデキルドさんと一緒に連れまわしてました。

地猛の恋は成就しないんだろうか……かわいそうに。


他キャラクターへの愛は、もうすでに日記でかなり書き綴っているのでおいておくとして。

今回は、描写が深かった彼らや幼馴染はすごくおもしろかったんですけど、他の脇キャラに関しては全体的に「薄いな」というかステレオタイプのキャラクターが多かったなという印象があります。
特にまじめなアストラシアのメンバーとか。
特にメルヴィスさんあたりは予想通りの当たり前のことしか言わないのでちょっとつまらん。
(メルヴィス、ムールゲント、ユラ、ヨミ、チハヤ、ハフィン……このへんのまじめなタイプが特に。ビュクセは決戦前夜イベントなかったらただの影の薄い人だしなあ)

実はメルヴィスさん料理が得意とか、ヨミとチハヤが無駄に踊ってみるとかそういうエピソードがあってもいいと思うんですよねー。
ほんのちょっと、キャラをもう少し深ぼりしてほしかったというのが自分の印象。

この印象の原因は、多分幻想水滸伝でお約束の目安箱やお風呂イベントといったこまごまとしたイベントが少なくなったことかなと思います。
クエストイベントで全部カバーできたらよかったのですが、ちょっと件数が足りなかった感じ。クエストイベント形式のゲームとしては十分やたら多いんですけどね。


総評付け足し。


んー……全体的に面白かったことに関しては確かだし、否定はしないのですが旧作のファンとしては、はたして「幻想水滸伝」の冠をつけて発売する必要はあったのかなーという気がします。

システムはかなり様変わりしてるし、世界も概念も違うわけで、別に幻想水滸伝という形で出さなくても十分成立するしおもしろいと思うんだけど。旧作と比べられることもないしさ。
……「幻想水滸伝」のネームバリューがあると売りやすいのはわかるんだけど。(私も幻想水滸伝の冠がなかったら初回版では買わなかったかな)

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