下僕天国炎の日記帳

タカばさんの全力疾走日記です。

京都に行ってきました。

2008年10月15日 00時06分59秒 | 日々のつぶやき
連休中に京都旅行に行ってきました!
前々から行ってみたかったんですよね、京都。

気になる名所旧跡いっぱいあるし。
食べ物おいしそうだし!

行ってみて、期待を裏切らない街で本当に楽しかったです。

1日目ルート
京都→京懐石→八坂神社→知恩院→大原の旅館

京都にいったらちょっと贅沢して京懐石を食べたかったのです!
というわけで、予約のいらないランチ懐石のお店にGO。
京都駅に降りた時点で連絡をしてあったので、すんなり入れました。
ミニ懐石ということでどんなのが出てくるのかな~と思っていたのですが! これが期待以上にむちゃくちゃおいしかったです。特に、茶碗蒸しがはいった汁物とハモとレンコンをつかったあんかけが……!! しかもシメのご飯と味噌汁と漬け物のおいしいことおいしいこと!!
お値段以上のめちゃくちゃおいしい料理に感動しましたよ!


そのあと、八坂神社と知恩院へ。
八坂神社ではちょうど神前結婚式が行われていたようで、花嫁さんが出て行くところでした。
いいなあ、神社で結婚式。うらやましい。

そのまま丸山公園を抜けて知恩院へ行ったのですが、意外にも15:40で閉門ということで早々に追い出されてしまいました。


しょうがないのでお宿へ移動。
夕食は絶品のトリ味噌鍋でした。
味噌鍋なのにぜんぜんしつこくない!!
すばらしい!!


泊まったのは大原の温泉郷だったのでたっぷりお湯にも浸かりました。いえー。

二日目
寂光院→三千院→太秦映画村→錦市場→お宿

翌日は早めに起き出して、寂光院と三千院にまずお参り。
寂光院は雰囲気よかったのですが、残念ながら本来のお堂は5年ほど前に放火で焼失しているのだそうで。
放火犯には仏罰が下ってるといい。



三千院ではおみくじの発祥と言われる元三大師のおみくじをひいてみました。
結果は大吉!
これを引いた者は宝の山に入りたるがごとし、とかなりいいのを引いたっぽい。
……が。「このみくじにあたる人は出家学者、軍人、官吏など位たかき人なら大いに仕合わせよし、凡人はあまりよすぎて位負けすべし」……つまり、凡人には過ぎる仕合わせなせいでかえって負けちゃうよ! 気をつけて!ってことらしい。
ううむ。気をつけないと

いいことには変わりないから持って帰るけど。

三千院は、お寺の由緒に加えて、お庭が綺麗なので一見の価値ありです。特に奥庭のわらべ地蔵は見てて仕合わせになります。みんないいお顔してるんだ。



隠れるようにしていらっしゃるので探すのも楽しいです。


その後、東映太秦映画村に行ったのですが……!!

いやーもー楽しかった! 楽しかった!!!
アドレナリンざぶざぶ出まくりですよ!!

中は時代劇の展示しかないと思ったら新館の二階でスーパーヒーロー展やってるし、撮影スタジオでは往年のスターの貴重な写真がいっぱいおいてあるし、もちろんセットは見たことのあるいいのが置いてあるし!!
個人的ヒットは仮面ライダー電王の人形セット。電ライナーと一緒に5人勢揃いで決めポーズしててよかった♪
有名なセットですが肉眼で見ると「セットだよなー」って感じなのですが、不思議なことにファインダー通すとめちゃくちゃ本物らしく映ります。さすが映画村。



そうそう! 福本清三ショーも見てきました!!
いいですね! 福本さん!
福本さんだけじゃなく、他の役者さんもすっごい切れがあって、しかもお芝居も上手で楽しかったです。
イワトビペンギンみたいな悪役さんがノリノリでたのしかった。
もちろん、福本さんの十八番「えびぞり」も生でみて、連れと私と2人してムービーとってました。
しかもそのあと、一緒に写真をとってもらいました。
連れ、ちゃっかりそのあとスキをついて福本さんに握手してもらってるし。
連れ「10年は手を洗わない!」
いやそれは洗ってくれ。

ちょっとがっかりだったのが、なんでだかそのへんをたむろしてた忍たまのコスプレ集団。(しかも1人や2人じゃない。30人はいたと思う)
……長屋の一角に荷物置いて巣をつくるのやめてほしい。(もちろん巣は一カ所じゃない)ずーっと同じところ占有してるから写真のとれないエリアができてた。
あと柊姉妹も関係ないと思うんだ。

写真とりづらいし一般客の邪魔になるからやめてほしい。


その後は錦市場に移動!
お目当ては京都おばんざい。

いろいろ買い込んで夕食にする算段です。
細い小道にずらっと食料品店が並んでいるのですが、ただそぞろ歩きするだけでも楽しいです。
戦利品:京都地酒、お総菜セット、焼きたてだし巻き卵、キュウリのおつけもの、山椒昆布、ちりめん山椒、お茶っ葉、はもの刺身、鯖塩焼き。
連れが包丁買ってました。ステンレスと鋼の万能包丁。ちょっと触らせてもらいましたが、それだけで指先の皮がすっと切れそうで怖かったです。

んで、その日のお宿ですが!
こちらに泊まってみました。

天使突き抜け

京都の町屋をリフォームしたお宿で、家を一軒まるまる借りることができるのです。
そのぶん、サービスは最低限で夕食はなしの素泊まりのお宿なんですが、設備がしっかりしているので不安感はありません。
それに気を遣わなくていいのがいい!

家のつくりもすごくいいし!
上品でかわいらしいんだ、これが!!
人数ではなく泊まる日数でのみ宿泊料が請求されるので、4~5人でとまるとかなりリーズナブルになります。



ただ1個難点があるとしたら道がわかりづらいってことですかね。
ご利用の場合は、早めに行ってお店の管理の人に連絡をとって道案内してもらったほうがいいです。
行ってみて思いましたが、マップだけを頼りにあそこを見つけるのは正直「無理」です。


3日目

壬生寺→神泉苑→清明神社→西本願寺→東本願寺→東福寺→帰宅


新撰組ゆかりの地ということで壬生寺へ。



思ったより境内が狭くてびっくり。
地図を見ると、あとからいくつか境内に建物をたてたらしい。
あと、新撰組がいたときは他にいくつか家を借りていたということで納得。
本堂以外にも水かけ地蔵さんや、菅原の道真の一夜天神とかもあるので見回ると楽しいです。
阿弥陀堂の奥に新撰組の塚があるとのことで行ってみました。
芹沢鴨の墓とか、隊士の墓とか、近藤さんの胸像とかがあります。
胸像の隣に絵馬を吊すところがあるので見てみたら……
「エリザベス」とか「マヨネーズ」とか……

ああうん。予想はしてたけどね。

でも桂さん新撰組の敵だったと思うんだ。
銀魂の今後の展開とかお願いされても近藤さん困ると思うんだ。
っていうか近藤さんネタは一つもないんですか、そうですか。

時と場所は選ぼうよ。そこ、仏様のいるところなんだから。

次に行ったのが神泉苑。

源義経と静御前の伝説があったり、知ってる人には有名なスポットです。
期待を胸に行ってみたのですが、思ったよりちっちゃかったです。最近の時代で結構扱いが二転三転したらしく、由来は竜神様なんですが現在の管理は真言宗のお寺さんのようでした。
ちょっと白龍が窮屈そう。

清明神社はすごく綺麗でした!
最近改修が入ったようで、参道周辺が新しい感じでした。



行ってお参りしたあと、お札を買いに行ったら脇に「十一時からのご祈祷まだ受付しています」とのボードがあったので折角だからとご祈祷をしていただきました!

本堂でご祈祷していただいて、玉串をお納めしたあと、真正面からお祈り、そのあとおさがりとしてお札などをいただきます。

そうそう、おさがりの内訳は以下になります。
「木のお札」
「紅白のお砂糖」
「桃の印のついた厄除けのお守り」
「厄除けステッカー」

うっかり先に買ってしまうとだぶってしまうので気をつけて(それは私だ)

後で気がついたのですが、本来ご祈祷は事前に予約が必要とのことでした。ちょうどあいていた時間だったようです。
ラッキー。神様ありがとうございます!

清明神社はお札を売っている社務所の他に直営のおみやげ屋さんがあって、こちらもおすすめです。
清明神社はシンボルが五芒星なためか、センスのいいお土産がいっぱいです。個人的にお勧めは五芒星ストラップとあぶらとり紙。お値段もお手頃で良かったです。


昼過ぎに西本願寺へ。
でっかい。とにかくでっかい。


確か新撰組が壬生寺の次に二年ほど屯所にしていたのが西本願寺と聞いていたので何か記録が残ってないかなーと思って見てたのですが、それらしい記述は一切ありませんでいた。
……よっぽど嫌だったのかな、西本願寺は。

近くなのでてくてく歩いて東本願寺へ。

こちらはまた趣が違っていてびっくり。
門構えが凝っていて華麗です。調べてみると、どうも同じ浄土真宗でも少し宗派が違うみたいですね。内部分裂?の結果とか。


東本願寺は現在屋根瓦の修復中ということで、建物全体がプレハブで覆われていて別の建物みたいになってました。
ここまでやるのかと見上げながら呆然としてしまいました。

ちょっと一休みしてから今度は東福寺へ。
こちらのお庭、前から見たかったのですよー。
この模様が渋くてモダン。かっこいいです……!


そして大満足の上お土産買い込んで帰ってきました!!
全力で遊んで楽しかったです!!



また別の名所をめぐりに行きたいなー。
お寺が多すぎてまだ全然まわり切れてないから!!