下僕天国炎の日記帳

タカばさんの全力疾走日記です。

日本沈没を見ました

2006年08月22日 00時50分50秒 | 映画の感想
日記やら何やらをさぼっているタカばです。
いえーい。
(何がだ)

現在、リクエストについてはちまちまがんばっているのでいましばらくお待ちください(不幸なナッシュをがんばって制作中なので!!)

んで、休んでいる間何をしていたかというとー、だーりんと「日本沈没」を見に行って参りました。
前から見たかったのですよねー、日本沈没。

日本地質研究&海洋研究の研究期間が全力で協力したというこの作品、パニック映画としてだけでなく、科学技術映画としてもすごく興味があったのですよー。
実際行ってみると、日本が世界に誇る掘削研究船「ちきゅう」やら、深海探査邸やら、研究用の実験機材やらがやまほどでてきました。
彼氏から「ちきゅう」の前世代船「みらい」の話はきいていたのですが(研究者のだーりんは二ヶ月ほど乗っていたことがございます)掘削用のパイプを通すとことかは、きいてきたその想像を超えてました!

すげえ、すげえよ「ちきゅう!」

ちらっと出てくるだけかと思ったら、研究&作戦の要の船として最後の最後まで大活躍だし!
一度公開イベントとかやってたら乗ってみたいです。

おもしろそー、「ちきゅう」!


そうそう、この技術群を支える特撮映像もかなりよかったです!
今回は「ガメラ」の特撮スタッフが主に参加していたようなのですが、この映画は怪獣も何も出てこない、ただただ自然があいての映画です。というわけで、派手な演出は控えて実際の景色ととけ込ませる必要がいつも以上にあるのですが、これがすっごいうまい! 町が崩れる中に人が逃げていたり、巻き込まれたり、物が壊れたりといった表現がしっくりきていてすばらしかったです。

でー、ビジュアルとか美術とかを褒めちぎっていたのですが、ストーリーもなかなかよかったですよ。
主人公草薙君の演じる海洋探査船と柴崎コウの演じるレスキュー隊員を中心に、崩れる日本の中で必死に生き延びる人々を描いているのですが、これがもー切ない!
阪神淡路大震災や、他の震災を体験したせいか、脚本にも演出にもまた受け手にも震災の被害をリアルに表現できる地盤ができているなーと思ってみたり。
個人的に大地真央と柴崎コウがめっちゃおきにいりです。この二人の女傑はかっちょいいです。
言葉の端々や人々が優しくてそして切なかったです。

余談:
映画の中で、私はすぐに気がつかなかったのですが、庵野監督と、安野モヨコ嬢がいらっしゃったようです。夫婦そろって何やっとんじゃと思っていたら、メカニックデザイン担当が庵野氏でした(だからN2爆薬が出てきたんだね!!)

余談2:ねたばれなので反転
当然のように深海探査船が出てきたのですが、その名前が「わだつみ2000」と「わだつみ6500」となっていました。
日本の海洋探査船なら「しんかい」だろー? と思っていたら、本編で二隻とも大破沈没してました。……これってやっぱり、実際の乗組員にとっては縁起が悪いから名前かえたんでしょうかねえ。

サイレントヒルを見てきました

2006年07月18日 00時54分54秒 | 映画の感想
昨日日記ですが、昨日は立川の映画館までわざわざ出て行って、映画「サイレントヒル」を見てきました!

前に見たいっていっていたホラー映画ですねー。


地方の映画館ではやってなかったので、がんばって立川まで行ってきました。
(やってる映画館少ないよ)

で、見た感想ですが。




監督ー!!
どこまでサイレントヒルを忠実に再現したら気が済むんですかあー!


いやもう、オープニングからしてもうゲームそのまんま。
霧のたちこめた道路といい町並みといい、全部なんか「あ、ゲームで見たことある風景」に仕上がってます。
ゲームやった人はひたすらデジャブを感じるんじゃないでしょうか。


あの霧に閉ざされた先の見えない不安感や、鉄と錆とスプラッタな悪夢の世界をよくここまで作った! って感じですよ。

クリーチャーの作り込みもおもしろくて、ゲーム内で表現されていたいびつなクリーチャーの動き方を本気で完全再現。
みょーにかくかくした動きや、ぎこちない動きをどうしたのかと思ったら、ヒップホップダンサーに着ぐるみきせてとってCG処理をしたんだそーで。
確かにヒップホップダンサーならああいう一部間接だけ動かす動きはお手の物だと思って納得しました。

いやほんとにゾンビナースとか、圧巻ですから。


んで、そこまでほめちぎっておいてなんですが。


この映画、もともとゲームがスプラッタなせいか、映画もかーなーりーのスプラッタ&グロでした。
いや、かなり美術にこだわって作ってるから、「ほりゃ血じゃ血じゃ!!」みたいなB級スプラッタとは一線を画しているわけなのですけど、それなだけに余計にリアルでぐろいです。
(数場面、頭にこびりついて離れないグロシーンがあります)

なんで、ホラーが好き! 流血沙汰は大丈夫!! って方にだけおすすめします。
いやほんとに。


ストーリーとしては、ラストのおちがちょっと切なすぎだったなー。
あのラストのほうが、作品としておもしろいっていうのはわかっているのですが、あれだけ苦労しただけに完全ハッピーエンドにしてほしかったというか。
(いやおもしろいエンディングだったんだけどさ)


ただ映画としてはおもしろくできていたので、流血沙汰が大丈夫って方は見てはいかがでしょうか?


拍手お返事>>
7/17に拍手をくださった方>>
パークリ気に入っていただけてうれしいです!! パークリに関しては、ぼちぼちやってこうかと思いますので、のんびり待ってくださるとありがたいです~



trick見てきました

2006年06月13日 01時52分00秒 | 映画の感想
週末昨日日記ー!!

てなわけで、週末にtrick劇場版2を見に行って参りました!
trickは、かなり好きなシリーズなので、新作を待っていたのですよー。

上田のバカっぷりと、山田の頭いいんだか悪いんだか結局容量の悪いとことか大好きです。
(映画宣伝のテレビ新作再放送も見ちゃいましたよ)


今回は、筺に神通力が宿るという、筺神佐和子という霊能者が敵キャラです。


全体的には、ちょっと霊能力のトリックが力業になったかなーと、そんな気がします。
理論的に納得はできるのですが、成功率がどこまであるんだろう、とちょっと考えてしまうものがちらほら。
(まあそれは前からという話もあるけど)


あと、キャラクター配置としては、刑事の矢部さんと、お母様の影がずいぶん薄かったかなーと思います。
今回、霊能力者達を中心に据えたせいか、この二人、使いづらかったのでしょうか……?(確かにあの状態で、矢部やお母様まで入ってきたら話ぐちゃぐちゃになっちゃうと思いますが)


ただ、話としては、映画ということで練り込んだせいかおもしろかったです。

相変わらず、上田は奇行に走ってるし、
山田はあとすこしで詰めが甘いし。
そして周りの人たちもことごとくおかしいし。
場内が何度爆笑してたことやらわかりません。

そうそう、今回、CGを多用したせいか、不思議な演出が多かったです。

ヒロインのきらきらビームとか、上田の決闘シーンとか。



……上田本人が、一番の超常現象な気がするのは、私だけでしょうか……?



今回はラストということで、最後に予想外のエンディングが用意されていました。
まさかお約束をあんな風に破ってくるとは思いませんでした。

しかも、なんからぶちっくに終わってるしー!


ちょっとこのラストのあとがきになりますけど、完結ー……なんですよねえ。



しれっと新シリーズでもやってくれると嬉しいなあとか思います。



余談
上田→山田ってよさげですよねえ。


拍手お返事>>
6/10に拍手をくださった桐部様
拍手ありがとうございますー! ベルハヅイラスト、つぼにはいったようで、嬉しい&してやったりな気分でございます。同盟ではこれからよろしくお願いします。
そうそう、comicworksですが、体験版がダウンロードできたはずなので、ダウンロードして使用感を確かめてから購入されることをお勧めしますよ~。
(comicstudioも確か体験版があったかと)納得のできるお買い物ができるよう祈ってます。

6/10に拍手をくださったしゃるらさん
拍手ありがとうございます~。コメント拝見したら、
私「カイベル同盟っていう珍しいものつくったよ」
友人「ええ? カイル×ベルクート同盟? それは珍しい!!」
と言われたことを思い出しました。
ぜひぜひ首を右に傾けて楽しんでください♪

強いぞガメラ!

2006年05月04日 22時12分55秒 | 映画の感想
本日は、ガメラの新作、「ガメラ 小さき勇者達」を見てきました!

前から映画館で宣伝を見ていて、おもしろそうだなーと思っていたのですが、本日の休日を利用して近所の映画館行ってきました。

で、感想ですが……


すっごいおもしろかったです!!

ガメラっていうと今まではピンチのときにどこからともなくやってきて助けてくれる守り神って感じなのですけど、今回のガメラはちょっと違うんですよね。
まず、出てくるのは卵。

主人公透君が手に持った瞬間に生まれます。

まだ手のひらに載せるくらいのちっちゃい亀から成長してガメラになっていって闘うのですが、もー子供の頃のトト(ガメラ)のかわいいことかわいいこと!!
でっかくなる前のトトは、実際の亀を使って表現しているのですが、どうやってとったのかと言いたくなるくらいユーモラスで愛嬌があるのですよ!

いやあ亀があんなにかわいいとは……!

で、ここでかわいいかわいい言って愛着が沸いたところで、話が急展開。

巨大生物の出現によって、街が破壊され、透君達も殺されかかります。
そこを救ったのが、巨大になったトト!

まだそんなに成長していないトトですが、必死に敵(ジーダス……覚えにくいよこの名前)と闘って一旦撃退します。

いやあもう、チビのころのかわいさをしっているだけに、怪我をして悲鳴をあげてるのがかわいそうでかわいそうで!!
ち、ちきしょーやられた……っ!!

政府に連れてかれて研究されてるトトとか
トトを助けようと向かっていく少年達とか
トトにお守りを渡そうと、リレーとしていく子供達とか
心配しているお父さんとか

もうどれもこれも胸に迫ってきちゃって……!!

珍しくというか久しぶりに映画見てうるうるしちゃいましたよ……。


で、ストーリーが満点だったガメラですが、映像技術もかなりよかったです。

でっかくなったガメラとジーダスとの名古屋決戦もすごかったのですが、最初の初代ガメラの決戦のところとか、ジーダスが最初に出てきて透君達が襲われるところとか、細部の作り込みがよくできていて、目画はなせません。
しかもアクションがかっこいい!

あと、子供ガメラを特撮使わずに本物の亀さんつかってるのもよかったですねえ。

よちよち歩いたり、ふわふわ飛んだり。
うまく表情がついているおかげですごくかわいいし感情移入できる……!

エンディングのタイトルロールで動物トレーナーの名前が出てきたのにはちょっと笑っちゃいました。
ガメラを調教するトレーナー(笑)


アクションが好きな人も、感動するのが好きな人も、すごくいい映画なのでお勧めです♪