下僕天国炎の日記帳

タカばさんの全力疾走日記です。

べるはづー

2006年06月10日 02時01分10秒 | 萌え語り
「……んぅ…………っ……」
 押しつけられた、柔らかな熱にハヅキは身じろぎした。
 突如見せた男の激情に、ハヅキは翻弄される。
 ただやさしいばかりで、困ったように笑うしか表情を持ち合わせていないと思っていた男なのに。
(しまった……)
 迂闊だった。
 あのような苛烈な剣を使うことのできる剣豪が、優しさばかりでできているわけがなかった。
「…………っ……」
 重ねられた唇の奥で、相手の舌が蠢く気配がした。
 このままでもハヅキにとっては十分激しすぎるキスだというのに、これ以上のことをやろうというのだろうか、この男は。
 ハヅキは、男の手によって壁に押しつけられている自分の手に意識を向けた。
 拘束はあまり強いものではない。
 少し力をこめて抵抗すればすぐにほどけるだろう。
 嫌であれば、力をいれればいいのだ。
 しかし。
 ぺろり、とキスをしたままのハヅキの唇を熱く濡れたものが触れた。
 それは味見でもするようにハヅキの唇をなぞると口腔に侵入を試みてくる。
「…ふぁ……っ」
 喘いだ瞬間に、舌ごとからめとられて。
 膝から、力が抜けた。
 拘束をしていたはずのベルクートの手に支えられるようにしてハヅキは男の熱を受け止め続けた。





ベルハヅ同盟に参加したので、記念イラストでも……と思って作成してみましたー。
せっかくだかららぶらぶイラストーと思ったのに。


なんだかできあがってみたらベルクートがハヅキさんを襲ってるとしか思えないできあがりに……!!!!

手を押さえ込んだあたりがかなりのダメポイント……ですねえ(汗)

一応この絵は壁に押しつけている構図なんですが、うっかり反時計回りに90度回転した日にはもっととんでもないシチュエーションに……
はっはっは……人は欲望で生きているものなのだよ君ぃ!!(なんだそりゃ)



さっさと寝ないといけないのに、何やってんだかなーもー。


ネタストック>>
ぷっちんぷりりん。
豹変ベルナデット
括弧でくくれば同類項
ベルナデット&ミアキス甘味処同盟


拍手お返事>>

6/8に拍手をくださったしゃるらさん。
ネットワーク障害、大丈夫ですか=? 安定してネットが出来るようお祈りしてます。探偵SSS、楽しんで頂けてよかったです。
シグレちゃんには、不幸に(まあ不幸にしてるの私なんですが)まけずにがんばって欲しいものです。

6/9に拍手をくださったかた。
いやああのカップルはピュアなのがいいですよねえ。そして誤植指摘ありがとうございます。……しかし画像なだけに修正はしばらく放置かもです……(汗)