下僕天国炎の日記帳

タカばさんの全力疾走日記です。

ミーハー読書

2006年07月22日 00時35分49秒 | 本の感想
最近通勤中にゲド戦記を読んでます。

理由は、映画のゲド戦記に先駆けて原作がよみたかったから!!
はい! ミーハーですねっ。

しかもブレイブストーリーまで買っているあたり、ミーハーぶりが見て取れるってもんでしょう。

読んでみて思いますけど、おもしろいですよーゲド戦記。

テーマが深く重いせいか、ちょっと児童書のカテゴリにあるには重いかなと思いますが。(小学生でも高学年になってから読んだほうがいいかも)

この本のおもしろいところは、主人公たちがすごく迷うことにあるかなと思います。
慢心したり、疑ったり恐れたり、大賢者と呼ばれるゲドであっても、やはり迷って迷って、心に傷を負いながら困難に立ち向かっていきます。
このあたりが、ファンタジーなのにすごく人間くさくて読み応えがありますね。

宮崎監督は、この迷いの部分や見えない恐れをテーマにかなり原作から飛躍した話を作っているようです。
(本は読んだけど、たぶんねたばれにはならない)


ちょっと暗め(ゲドはほんっとーに根暗だ)のお話ですが、深く考える部分もあるので是非是非おすすめ致します。

さて、がんばってブレイブストーリーも読まないと!


拍手お返事>>

7/21に拍手をくださった咲夜様
拍手ありがとうございます~。あらあらあら、キリ番まで2打差でしたか! 残念!! ですが、キリ番はまだまだ受け付けておりますので、がんばってみてください!! ……4コマのたるの中身ですが……私にもよくわかりません。王子にはがんばってもらいましょう。

7/22に拍手をくださったサヤカ様
そ、ソレンセンの愛がそこまで深かったとは!(苦笑)しかも出所はミアキスですかい!
あのー、毎回コメント爆笑させていただいてはいるのですが、あんまりおもろいコメントなんで、拍手お返事のときにコメントを引用して返しちゃいけませんか?
私一人でうけてるのももったいないです。

ハリーポッター 謎のプリンス感想

2006年05月22日 23時15分01秒 | 本の感想
ハリーポッターを一気読みしたら、目が疲れてしょぼしょぼするタカばです。
こんばんは。

日曜はずっと目をこすってました。
五時間ぶっ続けで本を読むもんじゃないですねえ。(だったら途中で読むのをやめて休憩しろとかそんなつっこみはなしの方向で)

本日はブルーベリーのサプリをのんで元気を補充です。


さてさて、そんなこんなで一気読みしたハリーポッターの感想をいきたいと思います。

今回、いろいろと衝撃の展開があったのでねたばれしないように反転しておきます。
ねたばれおっけー&もう読んだって方のみどーぞー。




前回暗い上に鬱々していて、その上なんだか装丁もちょっとくどくどしくなっていたのですが、それを見直したのか全体的にすっきりとわかりやすい構成になっていました。
本の厚さも分冊しているとはいえちょっと薄め。
割と読みやすい厚さに戻ったかなーと思います。

今回のメインはヴォルデモートの生い立ちとその不死の秘密、そしてダンブルドアの死への道筋でした。

……うう、ダンブルドアの死、なんですよねえ。


主人公の成長をテーマにした話なので、全てを解決するオールマイティーカードであるダンブルドアの庇護にいつまでもいるというのは確かにおもしろくない。
むしろ展開としては必要なものなんですけどっ!!


ダンブルドアには死んでほしくなかったなあ……やっぱり!

だって大好きなキャラなんですもの。


何があっても助けてくれる。
信じた相手は見捨てない。
そしてこのひとが笑ってくれればなんでも大丈夫な気になってくる。
そんな素敵な校長先生だっただけに残念です。


今回は死への道のりということで、最初から最後までダンブルドア先生が痛々しかったです。
手にけがしてるし、ずーっとつらそうだし。
それに、相手を倒そうと思っているばかりでハリーの話もあまり聞いてくれなかったですしね。
一言言って周りを頼ってよ、校長先生ー!

魔法界のほうも、死喰い人の暗躍のせいで暗かったですねー。
学生達も、「この話は連ドラかっ」と言いたくなるようなくっつき離れっぷりだったし。
……お願いします。児童書でこんな生々しい男女の気持ちのからみを描かないでください。びっくりです。

最後の最後で、ルーピン先生やビル兄さん、ハーマイオニーやロンのおめでたい話があったので、すこし浮上して終わることができましたけど、最終話で綺麗に幸せに終わってほしいものです。
やっぱり児童書や童話はハッピーエンドじゃなきゃですよっ!
(つうかこれだけ苦労しておきながら、最後相打ちとかは絶対勘弁。ご都合主義でもなんでも、ハリーには最後に幸せになってもらいたいっ!!)


以下、キャラクター考察


ハリー
前回の大暴走のおかげか、だいぶ落ち着いてきました。また変な文房具使ってあとで痛い目みてますけど。まあ、これくらいは若気の至りかなあ。
参考書の書き込みがそのあと実になってるんなら、前使ってた人の書き込みを見るのは悪くないと思う。
個人的に気になったのはジニーとのおつきあい!!
前回チョウと分かれたばっかじゃんというか、なんで惚れてんだとか、いろいろつこみどころ満載。というか、ほれっぽすぎるよハリー。

ロン
……基本的に美人さんにほれっぽいその性格はどうよと激しくつっこみをいれたい。
愛されるダメキャラなのはわかってるけど、どこまで墓穴を掘るつもりやら……。
実際問題ハーマイオニーくらいのしっかりものとくっついてないと、人生持ち崩しそう。頼むからちゃんと気持ちを自覚してハーちゃんを捕まえておいて下さい。

ハーマイオニー
今回でいきなりロンとの気持ちがクローズアップされてるハーマイオニー!
いつも一緒で、ハリーにもロンにも平等に愛情を注いでくれてるように見えていただけに、ハリーの「こうなるんじゃないかと思っていた」発言にはびっくりした。
(というか、もしかして作者、どっちとくっつけるか決めてなかったとか?)
そして、ロンのあてつけにとんでもないのとパーティーに行くその行動に更にびっくりした。
ロンとハーマイオニーのやりとり見てて女性不信にならないハリーはすごいと思う。


スネイプ先生
どっちのスパイなのか、全然さっぱりわからなくなった人。
ダンブルドア先生を信じるなら、どこまでも二重スパイだと思いたい。最後の殺人シーンも、ダンブルドア先生に「頼む(ドラコに殺人を犯させないでくれ)」と言われて身代わりになったのではと思うし。つうか、彼が敵ではどこまでも救いがなさすぎる。(でも、ダンブルドア先生、今回失敗して命を落としているからなー)
ワームテールと同居っていうその生活はなかり厳しそう。
私だったら絶対嫌だー!
あと、自分を「混血のプリンス」呼ばわりはちょっとどころでなく痛いと思う。


ルーピン先生
おおお、春が! 春が!
ひどい目にばかりあってるルーピン先生にやっと幸せが訪れたよ!! しかも年の差カップル!
(このタイプのカップルはつぼだー)
いいじゃん、40手前でも、トンクスが若くても。
全力で幸せになってくれっ。
(最後のシーンで手を握って立ってるのがかわいい……)



作品も次で終わり。
結末は決めてから書いてるそうなので、しっかりした言い終わりにしてほしいです。




追記
幸運薬を見て一瞬思ったこと。
「愛の黄金律作戦?」

……幸運量絶対の法則はないようです…