読書備忘録

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映画「ジョジョ・ラビット」

2020-01-21 | 映画

2019年米映画。原題「Jojo Rabbit 」タイカ・ワイティティ監督作品。

第2次世界大戦下のドイツを舞台に描くヒューマンドラマ。10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイヴィス)は、青少年集団ヒトラーユーゲントに入団し、架空の友人であるアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ監督)に助けられながら一人前の兵士を目指していた。だがジョジョは訓練中にウサギを殺すことができず、教官(サム・ロックウェル)に“ジョジョ・ラビット”というあだ名を付けられる。

ナチス時代の戦争・ユダヤ人迫害などの重いテーマをコミカルにファンタジックに描かれていた。ナチスや戦争の悲惨さを描いた感動作。何度も出てくる「靴紐」の伏線の張り方いい、俳優の演技も良かった。結局連合軍にナチスは敗北し、親友の太ちょのヨーキーが言う「イタリアも負け僕たちの味方は日本だけだ。でもアーリア人とは違うよくわからない人種だ」が考えさせられる。一人一人が自分で考え自分の価値観、良心に従って行動することが大事というメッセージを子供目線で教えてくれた。

2019年第44回トロント国際映画祭観客賞受賞。


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