消防士大山雄大が活躍するミステリーシリーズ第3弾。都内で覚せい剤の密造所とみられる建物から出火が連続して起きる。燃え痕からはなぜか、多量のペットボトルやメタンの成分が検出される。現場にどうしてそんなものが?飯倉消防出張所に所属する若手消防士・大山雄大は密かに調査を開始する。そんなある日、雄大は掏摸からの被害から助けてやった向井という男と言葉を交わすようになるが彼はどうやらヤクザ風の男たちと嫌々ながらも付き合いがある様子だった。やがて、六本木界隈の危険な奴らから目をつけられ、雄大は思わぬ危機に陥る。工務店に勤める幼馴染の重森裕二や金持ちの引きこもりの守たちが雄大に協力し立ち向かうのだが・・・。
500ページ近くの長編で展開がゆっくりで過去に読んだはずなのにかなり前の為、思い出すのに時間がかかった。ヒロインや女が登場すればいいのにと思うのだが固い感じのミステリー。
015年6月双葉社刊
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