読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

韓国映画・DVD「イルマーレ」

2010-02-23 | 映画
2000年韓国映画。SFラブ・ファンタジー。原題は『時越愛』意味は「時を越える愛」。
1997年末、海辺の一軒家「イルマーレ」に引っ越してきたソンヒョン
(イ・ジョンジェ )は見知らぬ女性ウンジュ(チョン・ジヒョン )から奇妙な手紙を受け取る。
その手紙には「イルマーレに住んでいた者です。私宛の手紙が来たら、新しい住所まで送って下さい」と書いてある。
しかし、この家に最初に住み始めたのは自分のはず。
しかも、手紙の日付は2年後の「1999年」になっている。
最初は不思議に思ったが年が明けた1998年にウンジュからの手紙に書かれていた通りの日付に大雪が降ったことから、
2年後の世界のウンジュとイルマーレの郵便箱を通じて手紙のやり取りが出来ていることを信じるようになる。
一方、引っ越すにあたって、次の入居者宛てに書き置きをしたウンジュも自分の手紙が2年前のソンヒョンに届いていることを知り、二人の文通は次第に頻度を増していくが・・・。
「イルマーレ」とは(イタリア語で「海」)セットや映像が綺麗、じゃれあう愛犬コーラが愛らしいが、タイムパラドックス無視的郵便ポストのSFスートリーは理詰人間の私には難解。
ハリウッドのワーナーブラザースがリメイク権を50万ドルで獲得してキアーヌ・リーブスとサンドラ・ブロックで同名で公開されたらしいが私はまだ見ていない。
「隠しとうせないせないものが3つある。咳と貧しさと愛」
「つらいのは愛が終わらずにずっと続いていること。失恋した後も」
「誰かを愛してその愛を失った人は、何も失わない人よりも美しい」(映画の台詞より)
(イ・ヒョンスン監督作品)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 佐々木譲著「北帰行」  | トップ | 陶器で出来た釣鐘 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事