中国古代史を扱った小説が多いがこの本は天安門事件後の中国と日本を舞台に書かれている。
日本人の脇彬彦は3歳の時、父が中国に渡り消息不明になったと聞かされていたが
中国で生きているのではという疑問を持ち、父が航跡を辿っり上海までを
神戸から船で行くことにして旅立つ。
上海で父の友人だった「謝寒」という映画監督を尋ねそこで「李杏」と言う
女性と恋に落ちる。
中国の公安や反政府運動の組織や華僑が複雑に関係する中、阪神大震災を
はさんで二人の恋の行方は、父の消息は・・・
国家の政治と経済、歴史に翻弄された人間の生きる姿が描かれた物語です。
2004年 文藝春秋刊
日本人の脇彬彦は3歳の時、父が中国に渡り消息不明になったと聞かされていたが
中国で生きているのではという疑問を持ち、父が航跡を辿っり上海までを
神戸から船で行くことにして旅立つ。
上海で父の友人だった「謝寒」という映画監督を尋ねそこで「李杏」と言う
女性と恋に落ちる。
中国の公安や反政府運動の組織や華僑が複雑に関係する中、阪神大震災を
はさんで二人の恋の行方は、父の消息は・・・
国家の政治と経済、歴史に翻弄された人間の生きる姿が描かれた物語です。
2004年 文藝春秋刊
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