読書備忘録

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映画「アイガー北壁」

2010-04-01 | 映画
2008年独墺瑞合作映画 原題「 Nordwand(独)」フィリップ・シュテルツェル監督作品
前人未踏のアルプス連峰の難所・アイガー(3975m)北壁に挑んだ、実在の若き登山家たちの軌跡を描いた実話。
1936年のナチス政権下、政府はベルリン五輪を間近かに控えて国家の優越性を世界に示すため、ドイツ人よるアルプスの名峰・アイガーの北壁を初登頂することを熱望していた。
そんな国家の期待を背負い、山岳猟兵のトニー・クルツ (ベンノ・フユルマン)とアンディ・ヒンターシュトイサー (フロリアン・ルーカス)
の二人のドイツ人青年と別のパーティで二人オーストリア人が競うように北壁登頂に挑むのだが・・・。
世紀の瞬間を見届けようとする報道関係者、見物客が押し寄せた中、ベルリンの新聞記者でアンディの元恋人ルイーゼ(ヨハンナ・ヴォカレク)も
北壁挑戦の様子を取材する為に麓のホテルに滞在し望遠鏡で観戦していたなか、天候が急変し悲劇が起きる。
アンディ(フロリアン・ル-カス)はどこかで見た顔だと思ったら「グッバイ、レーニン」に出ていた。
日本の映画「剣岳」を見たときにも思ったが登山の映画は撮影が大変そうだがこの映画も実際の現場と寒冷の雰囲気を出す為に大きな冷蔵倉庫の中に
セット作って撮影して臨場感を保ったそうだが、極限状況のなか一緒に登山している気分にさせてくれるが残念ながらあまりにも過酷さに登りたいとは思わなかった。
以前、スイスのユングフラウ登山電車でアイガーを観光した時のことを思い出した。
『挑戦、一歩を踏み出そう。踏み止どまることは後退する事と同じだ。』
挑戦者をとりまく人間模様も愛もしっかり描かれ登攀シーンも迫力が一杯でした。

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