ライオン女シリーズ第3弾。主人公は、東京地検特捜部のバツイチ子持ちの36歳の女性検事岩崎紀美子。仮装行列でにぎわうハロウィンの夜。横浜本牧の覚醒剤取引を急襲した麻薬取締官6名を含む関係者10人が短機関銃で殺戮される。麻薬Gメン急襲部隊が虐殺された裏には岩崎が外為法違反で内偵を進めていた北朝鮮との貿易会社イーストシップ社が裏で麻薬取引に関与している疑いが浮上する。短機関銃という特殊な凶器の出どころもまさかの自衛隊絡みなのか。国家安全保障局(NSS)に加わった岩崎紀美子は、神奈川県警郡司課長とタッグを組み、麻薬ルート撲滅のため、謀略渦巻く港町を駆けめぐる。
だが覚醒剤を扱うヤクザ浜龍会の魔手は4歳の岩崎の幼い娘美沙にも迫ろうとしていた。
主人公の単独行動が立つ美人のライオン女の活躍はスピィーデー
でいいのだがちょっと無謀すぎる。
どんでん返しの結末は驚きないが展開は面白かった。
2023年4月講談社刊
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