城西ドンガルドン

趣味が偏り気味な?玩具ブログ。
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パチ組み エントリーグレード ガンダム

2020-09-09 23:48:02 | パチ組み
 エントリーグレード RX-78-2 ガンダム
 エントリーグレードシリーズのRX-78ガンダムです。ガンダムベースで先行販売されているのを購入しました。
 非常に作りやすい構造で、なおかつ可動と色分けも高レベルなキットです。
 


 箱

  
 ランナー
 Aランナー。いろプラのカラフルなランナーです。
 ランナータグを見ると20年9月生産。出来たてほやほや。
 A1・A2・A3・A4と分割できる作りになっており、商品ではA1&A2とA3&A4の二枚のランナーの状態で箱に入っています。
 EGはSDガンダムキットのようなタッチゲート仕様。
 
 ライトパッケージver.では画像右側のパーツが排除された状態で成形されるんでしょうね。

 
 
 Bランナー
 四枚に分解できたり箱では二枚繋がった状態で入ってたりするのはAランナーと同様。
 ランナーはこれだけで、ポリパーツのような関節用パーツやシールなどはありません。
 素材は全パーツPS。

 
 B6に近いサイズでいろプラと単色が二枚ずつのランナーというのは90年代アナザーガンダムの一部1/144キットを思い出す構成です。
 というわけで、見比べてみようと今回EGと一緒に1/144のウイングガンダムも買いました。
 

 
 1/144ウイングガンダムのランナー
 これもEG同様のいろプラ二枚と白ランナー二枚という構成。+ポリパーツランナー。
 意外とパーツ数自体はそんなに変わらない。
 
 


  

  
 RX-78-2 ガンダム
 説明不要のおなじみ初代ガンダム。
 このEGは追加ディテール抑えめなシンプルなアレンジで、万人にとっつきやすい見た目だと思います。
 優れたパーツ構成により、ただ組んだだけでも色分けはほぼ完璧な見栄えになっています。
 組み立てもHGUCと比べてかなり楽に組めました。
 
 

 
 頭部
 顔の各部がしっかり色分け。
 目の周りの黒い所がパーツの色分けではなく影で再現というのが凄いアイデア。
 そのためドアップで見ると目の周りの溝が確認できるのですが、1/144サイズではそんなに気にならないと思います。
 ツノ先端には安全のための出っ張りがあります。今回は残してますが切り取ったほうが断然見た目は良くなります。

 
 頭部のパーツ構成
 ヘルメットタイプの頭部。
 とさかの前半分やツノ、ひさしが1パーツで出来てる(メインカメラと額の赤いパーツも1パーツ)というのは珍しいのでは。

 

 
 上半身
 襟と胸のダクトの黄色い部分は1パーツで繋がってます。これに各色のパーツを組み合わせていくような作り。
 胸横にL字の合わせ目があります。
 上半身のパーツはなんだかパズル組んでるような感じで、三国創傑伝でも同じような感覚だったなぁと。安価なのによく出来ている点も似てる。

 
 腕パーツ
 画像では黒背景なのでわかりにくいですが、肘下の隙間が結構目立ちます。
 腕パーツは左右共通なので、両側面にシールド取り付け用の穴が空いてます。

 
 肘は1重関節。
 関節パーツをパチンと組み合わせた後にカバー状のパーツを嵌めます。

 
 関節位置やパーツの形状などよく練られているので、1重関節でも肘は深く曲がります。
 この前腕と上腕とがピッタリ合わさるのが気持ち良いです。

 
 
 肩関節は上にスイングします。
 前後へのスイング機構はありません。
 肩パーツとの接続はボールジョイント。

 

 
 腹パーツが分割されているので、腰の可動範囲も広い。

 

 
 下半身
 太ももは合わせ目がパネルライン状になっていますが、スネやふくらはぎはまっすぐな合わせ目があります。
 

 
 腰フロントアーマーはよくある左右で繋がってるタイプ。
 切り離せば左右独立可動も出来ると思いますが、今回は切ってません。
 
 
 腰の黄色いパーツは、前のV字から後ろの四角ブロックまでが1パーツで繋がってる構成。
 股関節はオーソドックスなボールジョイント。

 
 膝関節は肘と同様のパチっと嵌める構造ですが、膝は二重関節となってます。

 
 正座状のポーズも出来ます。

 
 足首は前向きに付くタイプ。
 スネとの接続部もスイングして動き、接地性能は高い。

 

 

 
 
 武器 
 ビームライフル
 スコープが可動。黄色部分は再現されておらずグレー単色。
 フォアグリップは可動しません。

 
 シールド
 おなじみな分割で色分けを再現。

 
 グリップと腕側面の穴でシールドを固定。
 腕のみの取り付けや、グリップの持つ向きを変えたりも可能です。
 ただしグリップは四角い形状なので、90度間隔でのみ変えられます。

 
 シールドは背中にマウント可能。

 
 バックパックのビームサーベルの柄を取り外して持たせられます。
 ビーム刃は付いてませんが、柄の先端に穴は空いているのでHGキットのビーム刃を取り付けられるはず。

 

 ポーズいろいろ
 

 

 

 

 

 


 
 股部分にはスタンド取り付け用の穴が空いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 ビーム羽がないとやっぱり締まらないなぁ。

 

 

 

 

  
 旧キットっぽいポーズって結構難しい。

 
 ROBOT魂のガンダムver.ANIMEと。
 同じようなシンプルなディテールでもROBOT魂のほうが丸みのあるスタイルですね。
 キットパチ組でも完成品と遜色ない見た目なのは凄い。

 
 冒頭の1/144ウイングガンダムと
 作り比べてみると、プラモデル初心者向けに作りやすい構造になっているという点で、EGはかつての1/144キットにも通ずる物があると思いました。
 ウイングは古い分、並べるとやっぱり見劣りする部分は多いですが、それでも500円という低価格である程度色分けはされていて充分に可動もするというのは
 やはりよく出来たキット。
 当時、使い方覚えたばっかのニッパー使って作って、ガシガシ遊んでました。


 
 
 EGは低価格ながらこれまでのガンプラのノウハウが詰め込まれており、色分けや可動・プロポーションなどあらゆる面で高レベルで組み上げた後の満足度も相当高いキットです。ポーズつけるのが実に楽しい。
 このキットがここまで完成度高いとHGUCの立つ瀬がないように思えますが、そこは作りの精密さや可動箇所・オプションの充実度などで差別化が図られているんでしょうね。
 HGUCに比べるとやっぱりEGは色々シンプルですし。
 もし今後新作アナザーガンダムが放送されるなら、1/144はこのEGぐらいのキットで展開されると個人的に嬉しいかも。

 でもこのEGガンダム、物はいいのに売り方がめちゃくちゃなのが残念なキットですね。
 ガンダムベースで先行販売して一般がいつになるかわからんとか、武器なし袋詰め商品形態のライトパッケージver.も出したりとか。
 普通先行販売やるにしても一般の発売日発表してからやるもんだと思うんですけど。

 ガンダム以外のエントリーグレードだと、既発売のウルトラマンゼロと並べられるような感じで、お父さんのウルトラセブンが出てほしいです。
 the特撮コレクションのセブンが好きだったので、EGだとそれの現在版ぽくなりそう。
 

 


 
 おまけ ガンダムベースで展示されてるガンプラ年表より。
 そんな気はしてたけど、やっぱモビルスーツ戦国伝は絶版なのか…。



 
 
コメント (4)
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