■ホット・スポット 最後の楽園 season2
●第4回 天空の秘境 パンダの王国 ~中国 南西山岳地帯~
標高5000mの「チベット高原」は、つねに強風が吹いているため、木も生えない。
氷点下40度まで下がる過酷な環境。
まさに聖域。こういう所にはニンゲンは入っちゃいけないんだ。
・チャカ湖
ミネラルと塩分を多く含む。塩が結晶化している。「かなりしょっぱいですね」ってw
●ウンナンシシバナザル(絶滅危惧種
必死に食べているのは主食の「サルオガセ(地衣類)」/福山さんも味見して「草ですね」w
●ヤク(絶滅危惧種
大型哺乳類。長い毛が体を守っている。
祖先は「ケサイ」では? 氷河期が過ぎて絶滅した。ヤクは高原に逃れて生き延びた。
標高が高いため、酸素は平地の1/3。
心臓は普通の牛の1.5倍、肺は2倍、それを支える肋骨の数も多い。
●クチグロナキウサギ
寿命はわずか1年。でも繁殖力が強い。
●サイガ(絶滅危惧種。カモシカの仲間
冬は冷たい空気を温め、夏は冷却する鼻のシステム
●チルー(絶滅危惧種。チベットカモシカ
300kmを1カ月かけて数千頭で移動する/夏なのに急に雹が降ってきた/驚 冬の寒さで命を失う子どもも多い
●ヒマラヤハゲワシ(準絶滅危惧種
はぐれたチルーの子どもを狙うが親に追い払われてしまった
●キンシコウ(絶滅危惧種
冬は木の皮を食べる
インドなどがユーラシア大陸に衝突してできたのが「ヒマラヤ山脈」、隆起した台地が「チベット高原」。
インドはそのまま圧迫しつづけて山岳地帯が作られた。
5000年前。共通の祖先だったサルたちは谷を隔ててそれぞれ進化したと考えられる。
●レッサーパンダ(絶滅危惧種
●パンダ(絶滅危惧種
現在確認されている野生のパンダは1600頭のみ。野生のパンダを見るのは研究者でも難しい。
大人は体重150kg。オスもメスもテリトリーを持つため、母子以外は1頭で行動する。
1日20kgの竹を食べ続ける。
・最近クマの部類と分かった(え・・・? 完全に熊っぽいけど?
「前足に秘密がある。パンダは竹を食べるために特別な骨が親指の横にできました」
固い竹をムシャムシャ食べれるのは、頭頂部まで発達した筋肉があるから。だから顔が丸い(CGコワイ・・・
氷河期の頃は雑食性。体も今よりずっと小さかった。寒くて、栄養が少なくても育つ竹を主食にして生き延びた
パンダの主食は竹99%。パンダが竹の栄養をどう吸収しているのか糞の微生物について調べたら、シロクマと2つの遺伝子が違っていた。
腸に特別な微生物がいること+肉を美味しく感じない性質がある(肉に旨味を感じる遺伝子に突然変異が生じた)
1990年からの約10年間で、生息地は、半分に激減。6箇所ほどの狭い地域に分断されている。
理由はニンゲンの農地の開墾で、竹林が畑にかえられたから。
一時は1000頭ほどになったが、保護活動が本格化。
1988年、森林伐採を禁止+植林がスタート。森の復活プロジェクトが進められている。
・人工繁殖
生後2週間の赤ちゃん/生後1カ月の子ども
1歳半まではミルクを与え、徐々に竹を食べさせる
センターでは毎年10匹ほどが誕生。最終目的は野生に放すことで、訓練している。
しかし、人工繁殖がはじまって30年。野生復帰の試みから8年。生き残ったのはたったの3頭!
自然を壊すのは一瞬。戻すのは至難の技。このパンダたちは人間の保護の下で生きている。
●第4回 天空の秘境 パンダの王国 ~中国 南西山岳地帯~
標高5000mの「チベット高原」は、つねに強風が吹いているため、木も生えない。
氷点下40度まで下がる過酷な環境。
まさに聖域。こういう所にはニンゲンは入っちゃいけないんだ。
・チャカ湖
ミネラルと塩分を多く含む。塩が結晶化している。「かなりしょっぱいですね」ってw
●ウンナンシシバナザル(絶滅危惧種
必死に食べているのは主食の「サルオガセ(地衣類)」/福山さんも味見して「草ですね」w
●ヤク(絶滅危惧種
大型哺乳類。長い毛が体を守っている。
祖先は「ケサイ」では? 氷河期が過ぎて絶滅した。ヤクは高原に逃れて生き延びた。
標高が高いため、酸素は平地の1/3。
心臓は普通の牛の1.5倍、肺は2倍、それを支える肋骨の数も多い。
●クチグロナキウサギ
寿命はわずか1年。でも繁殖力が強い。
●サイガ(絶滅危惧種。カモシカの仲間
冬は冷たい空気を温め、夏は冷却する鼻のシステム
●チルー(絶滅危惧種。チベットカモシカ
300kmを1カ月かけて数千頭で移動する/夏なのに急に雹が降ってきた/驚 冬の寒さで命を失う子どもも多い
●ヒマラヤハゲワシ(準絶滅危惧種
はぐれたチルーの子どもを狙うが親に追い払われてしまった
●キンシコウ(絶滅危惧種
冬は木の皮を食べる
インドなどがユーラシア大陸に衝突してできたのが「ヒマラヤ山脈」、隆起した台地が「チベット高原」。
インドはそのまま圧迫しつづけて山岳地帯が作られた。
5000年前。共通の祖先だったサルたちは谷を隔ててそれぞれ進化したと考えられる。
●レッサーパンダ(絶滅危惧種
●パンダ(絶滅危惧種
現在確認されている野生のパンダは1600頭のみ。野生のパンダを見るのは研究者でも難しい。
大人は体重150kg。オスもメスもテリトリーを持つため、母子以外は1頭で行動する。
1日20kgの竹を食べ続ける。
・最近クマの部類と分かった(え・・・? 完全に熊っぽいけど?
「前足に秘密がある。パンダは竹を食べるために特別な骨が親指の横にできました」
固い竹をムシャムシャ食べれるのは、頭頂部まで発達した筋肉があるから。だから顔が丸い(CGコワイ・・・
氷河期の頃は雑食性。体も今よりずっと小さかった。寒くて、栄養が少なくても育つ竹を主食にして生き延びた
パンダの主食は竹99%。パンダが竹の栄養をどう吸収しているのか糞の微生物について調べたら、シロクマと2つの遺伝子が違っていた。
腸に特別な微生物がいること+肉を美味しく感じない性質がある(肉に旨味を感じる遺伝子に突然変異が生じた)
1990年からの約10年間で、生息地は、半分に激減。6箇所ほどの狭い地域に分断されている。
理由はニンゲンの農地の開墾で、竹林が畑にかえられたから。
一時は1000頭ほどになったが、保護活動が本格化。
1988年、森林伐採を禁止+植林がスタート。森の復活プロジェクトが進められている。
・人工繁殖
生後2週間の赤ちゃん/生後1カ月の子ども
1歳半まではミルクを与え、徐々に竹を食べさせる
センターでは毎年10匹ほどが誕生。最終目的は野生に放すことで、訓練している。
しかし、人工繁殖がはじまって30年。野生復帰の試みから8年。生き残ったのはたったの3頭!
自然を壊すのは一瞬。戻すのは至難の技。このパンダたちは人間の保護の下で生きている。