■『ローティーンのための食育3 考えよう食事と健康』(小峰書店)
藤沢良知/監修 金子佳代子/著
『ローティーンのための食育1 心と体を育てる食育』
『ローティーンのための食育2 健康な体と栄養』
3巻目は、身近な調味料の種類や歴史を紹介しているほか、実際おにぎりや味噌汁、お弁当をつくるレシピも紹介していて、
初めて自分で料理をする子どもたちのためにも分かりやすく説明しているのが特徴。
【内容抜粋メモ】
●おやつ
体が小さい時は、胃も小さいので、1回で食べられる量がかぎられるため、おやつで栄養や水分補給するのも大切。
大人にとっても、気持ちのきりかえ、リラックス、疲れをとるために大事だけど、
砂糖のとりすぎや、「ながら食べ」は虫歯・生活習慣病の原因にもなるから注意する。
昔は体を動かす機会が多かったから、おやつを食べる習慣がうまれた。
今のようにお菓子などなかった時代は、さつまいもが多かった。
リラックスにはハーブティーがおすすめ
おやつの量は年齢、性別、運動量などによって違うが約200kcalを目安にする。
3回の食事で不足しがちなカルシウム、食物繊維などとるよう心がける。
●砂糖
砂糖はショ糖が主成分。ショ糖はブドウ糖+果糖からできている。
でんぷんと同じ炭水化物で体を動かすエネルギーになる
甘味材料には、ほかにもハチミツ、麦芽、甘茶、甘草などがある。
砂糖以外には、オリゴ糖、キシリトール、アスパルテームなどがある。
<虫歯の原因>
・虫歯菌のエサになる砂糖が多いもの
・歯につきやすいもの
・口の中に残りやすいもの
●塩
塩はナトリウム+塩素でできている。塩素は胃液の塩酸(胃酸)をつくっている。
体液濃度を調整したり、神経・筋肉の刺激を伝達する機能に必要。
大人の場合、1日にとる塩の量は10g未満におさえることが目標。
2005年現在、世界中で年間約1億8000万トンの塩が生産されている。
そのうち約1/4が海水から、残りは岩塩・塩湖などからとられている。
●食品表示、栄養成分表示
<食品表示>
食品名称、原材料名、内容量、賞味期限(消費期限)、保存方法、販売者
<栄養成分表示>
商品によって表示される基準が異なるため注意。
※ナトリウム量に2.54をかけると食塩相当量(mg)になる。
●おにぎり
<米づくり>
種撒きから収穫まで約7~8ヶ月かかる。
種を撒く→苗をつくるのに約1ヶ月→苗を田に植えて約5ヶ月間育てる→稲刈り→乾燥させる
2004年は国際米年とされ、いろいろな取り組みが行われた。
●みそ、しょうゆ
どちらも中国の醤(ひしお)が朝鮮半島を経て日本に伝わった。
●大豆
“畑の肉”と呼ばれ、たんぱく質の量が多く、アミノ酸の価も高い。
●硬水、軟水
硬水:カルシウム、マグネシウムという硬度成分(ミネラル)が多い水。ヨーロッパ、中国は硬水。
軟水:そうでない水。日本は一部をのぞいてほぼ軟水。
●調理法
煮物、焼き物、炒め物、揚げ物、蒸し物、なまもの、酢の物、和え物、寄せ物などがある。
●食品成分表
これを基準にして、学校給食、医療施設での献立づくりや栄養指導などに用いられている。
現在、さまざまな栄養計算ソフトが市販されていて、「食品成分表」が組み込まれていて、素早く栄養計算ができる。
●ファストフード
ビッグサイズのハンバーガー、フライドポテト、コーラの場合の食事摂取基準。
脂質は1日分、エネルギーは1日の半分もとってしまうことになる。
ビッグサイズのハンバーガー→チーズバーガー
フライドポテト→サラダ
コーラ→牛乳
にした場合、カルシウム、ビタミンA、B2が増えた。
牛丼を買ってきた場合に出たごみ
家庭の生ごみのうち36%が「食べ残し」。そのうち13%が手つかずの食品。
国民1人あたり、毎日お弁当を1個ずつ捨てているのと同じ。
●あぶら
ごま油、とうもろこし油、菜種油、紅花油、米ぬか油、大豆油、オリーブ油、サラダ油、ラード、バター、マーガリンなどがある。
脂質は高カロリーで、動物にとって重要なエネルギー源なので、あぶらの多い食べ物を食べると
脳内の美味しさを感じる部分が興奮して「幸福感」を感じるため、つい食べすぎてしまう。
藤沢良知/監修 金子佳代子/著
『ローティーンのための食育1 心と体を育てる食育』
『ローティーンのための食育2 健康な体と栄養』
3巻目は、身近な調味料の種類や歴史を紹介しているほか、実際おにぎりや味噌汁、お弁当をつくるレシピも紹介していて、
初めて自分で料理をする子どもたちのためにも分かりやすく説明しているのが特徴。
【内容抜粋メモ】
●おやつ
体が小さい時は、胃も小さいので、1回で食べられる量がかぎられるため、おやつで栄養や水分補給するのも大切。
大人にとっても、気持ちのきりかえ、リラックス、疲れをとるために大事だけど、
砂糖のとりすぎや、「ながら食べ」は虫歯・生活習慣病の原因にもなるから注意する。
昔は体を動かす機会が多かったから、おやつを食べる習慣がうまれた。
今のようにお菓子などなかった時代は、さつまいもが多かった。
リラックスにはハーブティーがおすすめ
おやつの量は年齢、性別、運動量などによって違うが約200kcalを目安にする。
3回の食事で不足しがちなカルシウム、食物繊維などとるよう心がける。
●砂糖
砂糖はショ糖が主成分。ショ糖はブドウ糖+果糖からできている。
でんぷんと同じ炭水化物で体を動かすエネルギーになる
甘味材料には、ほかにもハチミツ、麦芽、甘茶、甘草などがある。
砂糖以外には、オリゴ糖、キシリトール、アスパルテームなどがある。
<虫歯の原因>
・虫歯菌のエサになる砂糖が多いもの
・歯につきやすいもの
・口の中に残りやすいもの
●塩
塩はナトリウム+塩素でできている。塩素は胃液の塩酸(胃酸)をつくっている。
体液濃度を調整したり、神経・筋肉の刺激を伝達する機能に必要。
大人の場合、1日にとる塩の量は10g未満におさえることが目標。
2005年現在、世界中で年間約1億8000万トンの塩が生産されている。
そのうち約1/4が海水から、残りは岩塩・塩湖などからとられている。
●食品表示、栄養成分表示
<食品表示>
食品名称、原材料名、内容量、賞味期限(消費期限)、保存方法、販売者
<栄養成分表示>
商品によって表示される基準が異なるため注意。
※ナトリウム量に2.54をかけると食塩相当量(mg)になる。
●おにぎり
<米づくり>
種撒きから収穫まで約7~8ヶ月かかる。
種を撒く→苗をつくるのに約1ヶ月→苗を田に植えて約5ヶ月間育てる→稲刈り→乾燥させる
2004年は国際米年とされ、いろいろな取り組みが行われた。
●みそ、しょうゆ
どちらも中国の醤(ひしお)が朝鮮半島を経て日本に伝わった。
●大豆
“畑の肉”と呼ばれ、たんぱく質の量が多く、アミノ酸の価も高い。
●硬水、軟水
硬水:カルシウム、マグネシウムという硬度成分(ミネラル)が多い水。ヨーロッパ、中国は硬水。
軟水:そうでない水。日本は一部をのぞいてほぼ軟水。
●調理法
煮物、焼き物、炒め物、揚げ物、蒸し物、なまもの、酢の物、和え物、寄せ物などがある。
●食品成分表
これを基準にして、学校給食、医療施設での献立づくりや栄養指導などに用いられている。
現在、さまざまな栄養計算ソフトが市販されていて、「食品成分表」が組み込まれていて、素早く栄養計算ができる。
●ファストフード
ビッグサイズのハンバーガー、フライドポテト、コーラの場合の食事摂取基準。
脂質は1日分、エネルギーは1日の半分もとってしまうことになる。
ビッグサイズのハンバーガー→チーズバーガー
フライドポテト→サラダ
コーラ→牛乳
にした場合、カルシウム、ビタミンA、B2が増えた。
牛丼を買ってきた場合に出たごみ
家庭の生ごみのうち36%が「食べ残し」。そのうち13%が手つかずの食品。
国民1人あたり、毎日お弁当を1個ずつ捨てているのと同じ。
●あぶら
ごま油、とうもろこし油、菜種油、紅花油、米ぬか油、大豆油、オリーブ油、サラダ油、ラード、バター、マーガリンなどがある。
脂質は高カロリーで、動物にとって重要なエネルギー源なので、あぶらの多い食べ物を食べると
脳内の美味しさを感じる部分が興奮して「幸福感」を感じるため、つい食べすぎてしまう。