メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

石井竜也@スタジオパークからこんにちは

2016-07-18 14:40:55 | 音楽&ライブ
石井竜也@スタジオパークからこんにちは

登場してビックリ。ダンディ路線でくるかと思いきや、僧侶みたいな衣装/驚

「今、喪に服しているんです」

オリジナルの羽の家紋入り「エンジェルが好きなので」


総合で「うたコン」19:30~に出演(見逃した

今回は生歌、生ドローイングを披露する予定! 観に行けばよかった・・・

「清めるために」て鈴(りん)みたいなのを、その後何度もチ~ンと鳴らしてたw


スタパは11年ぶり2回目。1回目は「愛・地球博」会場からだった。ショーのプロデュースを担当。



<視聴者への質問>

「世の中、いろんな問題が山積みで、みなさんよく分かんなくなっちゃってるんじゃないかなと思う。
 コンヒューズした時代にやっぱりこういうことが大事なんじゃないかなと」


(「トト姉ちゃん」みたい

「結局、ここからじゃないかなって気がする。
 混迷する中、揺るぎない、これだけは、、、ていうのを聞いてみたい」



歌手としての顔から~米米CLUB
 

 



 

 

「ファンのコたちにしてみれば、もう3代目くらいの世代が来てる。30年てすごいことなんだなあって」


歴代売り上げ記録

こんなことになっちゃってるんだ/驚 想像以上!

「これずうっと3位だったんですよ。♪TSUNAMIと♪だんごにやっぱりヤラれた。ただ5っていうのはキリはいいですねw

(♪だんご 流れてちゃってるw

アナ「最近、CD100万枚売れることがない時代ですからね」

石井:
音楽ってどうやって残っていくんだろうって思うと、
空気中に浮遊しているものだけで終わってしまうのかなって気がしません?


音楽はあふれてるけど、最近はDLとかするから、モノとしては残っていかない
昔は“ジャケ買い”なんてゆったじゃないですか。LPをジャケットのよさで選んで、持って歩いちゃったりして

竹下「ライヴのよさはありますよね」

石井:
それでしか食っていけないですね。コンサートが面白くないアーティストはもうダメですよね
歌もちゃんと歌えて、かつショーアップも出来るのが大事

アナ「当時は上り詰めたぞって感覚でした?」

石井:
いや、恐かったですね。(エイミーと同じだ
歴代3位とかなると、次シングルとか出しても、超えることって難しい!
トップ、イコール、どんづまりって感じですよ
そっから考えたのは、僕は解散でしたね

数字が先に歩いて、歌の内容とか、ほんとの歌の良さは無視されちゃって
たしかに、お客さんは増えたし、ビジネスとしての米米CLUBは大成功して、それはとてつもなく有難いこと
それに国民的になったになれたのは嬉しかったけれども、
それからの歴史をどうしたらいいのかは、ものすごい悩みましたね

アナ「歌でずっとやっていこうと思っていた?」

石井:
米米CLUBは'80年代の前半、野田マップさんとか、ちょっと面白い、ひねったような劇団が増えた時期で
パフォーマンスって言葉も、最初は「アートパフォーマンス」だった。
キース・ヘリングとか、路上でやったりとか、一般の前で披露するっていうことだった
それを僕らは音楽とミックスした。それをやってたのがトーキング・ヘッズとか、イギリス系のバンドとか



石井:
この新聞は緞帳にして、自分の顔や手が出るくらいの穴を開けて、1曲歌ったりして、バーンと破いて始まるみたいな。
音楽というより、「アートパフォーマンス」を演りたかった、最初は

アナ「小さい時も音楽をやりたいわけではなかった」

石井:
生まれた所が漁師町で、活発な子が多かった中で、僕は絵とか好きだったので目立たなかった
祭りとかあると恐くて、おふくろの後ろに隠れたりなんかして、押入れに自分の部屋作ったりとか

それを多少広げてくれたのは、コーラス隊に入った時。
少年少女合唱団をいろんな学校で競っていたんですね



石井:
僕はファルセットが出たので、女の子の中に入れられるんですよ。ソプラノのほうに
だから男の子たちには相手にされないわけですよ

友だちいないから、お墓とかに遊びに行って、「鈴木家」とか書いてあるのをなぞったりして遊んでました
“なぞり屋”って呼んでました(どこまでホント?!w

仏壇も好きだった。宗教的ではなく。茶の間の中で異空間じゃないですか。
家長のおじいちゃんが手を合わせて頭を下げるってどういう所なんだろうって
子どもも近寄れなかった。夜中、火を灯して、顔だけ入れてたら、おばあちゃんが後ろで腰抜かしててw



音楽活動、去年30周年
「武道館でやって、みなさん喜んで、嬉しかったです」

歌うために袈裟?を脱いだら、やっぱり家紋の入った衣装でかっちょいー!


石井:
この歌は震災の1月くらいにリリースされた。
音楽がまったくこの世から消えたような状態になって、コンサートもみなさん自粛しましたし
僕はやったんですけども、その時、この歌だけは流して下さったんですよ、いろんな局が、それが嬉しくて

「花人平」て、3つともとっても大事な漢字に置き換えられる、これは面白いなあと思って
心をこめて、歌わせてもらいます


♪はなひとひら
 

変わらぬ歌声。心をこめて、1つ1つの言葉をかみ締めるように歌って、
今のてっぺーちゃんの愛が全部こめられている。とても感動した。


石井:
当たり前のことを歌っている歌が意外と少ないじゃないかなと思って
でも唱歌や演歌、ポップスにもならないように、すごく考えたメロディで作った


うたコン 毎週火曜日

「出る方がほんとにいろんなジャンルにわたっているので、面白いすよねえ!」


<質問への答え>

「朝、起きた時に奥さんが微笑んでくれること。月に2回くらいしかないけど」

石井:
いや、でも、月に2回だからいいんじゃないですかね?
毎日だと飽きちゃうかもしれない。有り難味も出たりなんかしてねw

「主人が退院して、いっしょに食事がとれること」

「夫に“いつもありがとう”と言われる時」

石井:
当たり前のように感じたりしますからね、男の場合は。気持ちはあっても、なかなか言えない

「街を歩いていて、ふと聴き慣れた石井さんの歌声が流れてきた時」

石井:
ああ、嬉しいです

「週末の風呂上りのビール」

石井:
仕事、明日ねーよっていう!

アナ「竹下さんは?」

竹下:
あんまりないけど、たまに食事を作って、“美味しかったよ”て家族に言ってもらえたら、3日間くらい嬉しい

石井:
“美味しいね”って言うのは、“ありがとう”と同じで、家族や夫婦だけの単位じゃなくて、社会的にも大事ですよね
“ありがとう”て言葉、ちょっとひと言。言われるか、言われないかで、だいぶ違う

僕は石を触ってるのがけっこう幸せなんですよね(また急に!w
石が好きなんですよ。こういうのためてるんです。コレ、隕石なんですよ




アーティストとしての顔

「顔魂(かおだま)」シリーズを400以上創っている!



<クイズ>


石井:
だるまなんて、どう考えたってムリでしょう~
地蔵はあり得ますね。盗んできて、それにつける。地蔵かな? まねきねこか、地蔵か

と惑わせる発言でとにかく絶え間なく楽しませる石井さんw


<メール>

最近、コンサートの半券を数えてみたら、ざっと170枚!
 ライヴは高校生からで、“また一緒に遊ぼうぜー!”という石井さんの声に“また行くよ~!”と、
 長年の米米、石井人生、改めて、石井さんに遊んでもらっていると実感しました」

「鼻歌はご自身の歌になったりするんですか?」

石井:
僕は他の方のコンサートほとんど行かないんですよ。絵の展覧会もほとんど行かない(全部、オリジナルを重視してるのかあ!
絵描きが絵を観て、そっからヒントをもらってどーすんだっていう

日常で花を見て、「あー花ってこんなんなってんだ」とかからヒントをもらったり
モノをゼロから創るんであれば、誰かのからインスパイアされるんじゃなくて、
生活のいろんなものからインスパイアされたほうが面白い

母親の皺くちゃになった手が意外とキレイだったなとか、それちょっと創ってみようとか
フツーに生きてて、感じていくもののほうが、インパクトの強いモノが創れる気がする
(子どもの描く絵みたいなのといっしょかも


視聴者は「地蔵」が多い。答えは、「だるま」。



石井:
これは実は、古木とだるまをくっつけた(驚
ほんとはもっと丸いパターンで。

ある時、真っ白いだるまを観て、色を塗ると粘土が付かないので、
白いだるまさんに粘土をつけるうちに面白くなって、だんだん顔が浮かんできて、
意外に丈夫にできてるんですよ、だるまさんって。土台は紙だけど、いろいろ張ってあるので。

美術館で展覧会をやったとき(ディスプレイも、写真の撮り方もステキ


石井:
何個かくっつける時もある。その時はだるまさんを1回切らなきゃならない、そこにはめこむ
だるまさんに傷をつけることになるので、一応、神仏なので、切ったものは絶対捨てずに、中に入れるようにしている
(なんか、井浦さんが仏師を熱く語っていたのを思い出した。究極に行くとそこにたどり着くのか?!w



最近、力を入れている芸術活動~ART NUDE

石井:
これも十何年前に一度やったんだけど、ノイローゼみたいになっちゃってw
彫刻をつくって、そこに絵を描いていくのを4、5年続けてて、
時間を決めずに、お客さんの前で披露する

その時、どうしてもショーを演らなきゃいけないっていう頭があって、
お客さんも飽きちゃうと思うから(根っからのショーマンだね

冗談とか言いながらだと、絵になかなか集中できない、
どっちにするか、自分の中でコンフューズしてしまって
勘弁してくれ、これ出来ないってゆって、

十何年経って、自分なりにも多少根性が出たのか、40分て決めようと思って
40分の中でできることしかやらない。途中であろうが、止めなきゃいけない

40分経ったら完成なんだと決めたら、お客さんが消えて、絵と色しか見えてない状態。
自分も消えてる状態になることができた。丸裸になることができた


3年間という期間を決めて、今年が3年目で、ひと文字で意味のある言葉をテーマにしようと思って、
最初が「古(いにしえ)」、次が「縁(えにし)」、今年が「礎(いしずえ)」をテーマにしてやってる。

コンサートの間に絵を描く
 

 

 



石井:
コンサートの途中から絵を描く時間になり、ミュージシャンたちは即興で演奏する
もう迷ったらおしまい。途中でやめることはない。止める時間がない

竹下「描き始めと、終わりでは気持ちが変わる?」

石井:
フシギなんですけど、この後、なんとかこういう風にしたほうがいいかなとか筆を入れようとしたことが何回かあるけど、
入れられないんですよ。その40分間、どれだけ、それに入れてたのかっていう!

そのエネルギーは、落ち着いて、さあ、入れましょうってゆっても入れられない。そんな隙間はない
だから、余程、力込めて描いてるんでしょうね

お客さんはなにかしゃべってるかもしれないけど、全然なにも聞こえない
とにかく絵を完成させよう、だけしか考えてない

アナ「キャンバスに落ち着いて描くのと、お客さんの前で描く、一番の違いは?」

石井:
それは計算できるってことですよね
家のアトリエで絵を描く時は、こうしようっていう、デッサン描いたりとかやる準備ができる失敗も直せる。
でも、これは失敗もなにも、この瞬間しかないので、失敗も失敗じゃない(クリエイトに失敗はないよね、そもそも
かといって完成ともちょっと違うのかもしれない

でも、そこでしか出来ないものができるのはたしか。
観てる方々のエネルギーとか、気とか、そういうのも全部あるのかもしれないし
オレが巫女さんみたいになっているのかもしれない
憑依して、みんながやれってゆってるものをボーンてやってるのかもしれない

たとえば、オレの死んだオヤジとかがおりてきて、描かせているのかもしれないし。分からない
とにかく夢中。夢の中。時間がない。

 

スタッフが「あと5分です」て言いに来てくれて、その時初めて「ああ、もうそんなに経ったんだ」て思う

アナ「どういうイメージで描こうっていうのはなしで?」

石井:
まず、それをとってからじゃないと出ていけない。
あれを描こうとか、最初の色はコレだとか考えてる時点で、今日はもうダメだなって思っちゃう
もう考えない

竹下「歌のエネルギーとまた別のエネルギーが必要ですね」

石井:
すごいイイことを言って頂いた。歌って前に出すエネルギーじゃないですか

でも、コレって内側の世界なので、内に入らなきゃいけない
その切り替えはもの凄い難しい!

女優さんであれば、映画と舞台との違いかもしれない
映画はカメラを意識せず、どこまでその役に入れるか
舞台はお客さんに向けて、どう表現するか、全然違う世界

アナ「石井さんにとってアートとは?」

石井:
僕は歌を生業として、セットも衣装も全部プロデュースしてつくってきたんですけども、
その中でもやれないことが一杯あって、失敗も一杯あったり、いろんなフラストレーションも一杯あって
それを絵を描くことで逃がしてたところがあった

ほんとは絵を描くために出てきた人間ですから、基礎的なことは勉強してきた
それが世間に出るようになってから逃げ場がなくなっちゃったみたいなところがあって、
みなさんお酒飲んだりとか、いろんな逃げ場をつくってる(そっか下戸だったっけ
今はなにか違うものを考えなきゃなあなんて思いながら


スタジオで絵を描く
 

それこそ、最後の最後で時間がない状況から、トーク中はキャンバスが見えてる状況で、
早速、金色を塗り始めた。金好きなのかな?
隣りでアナと竹下さんが喋ってても大丈夫? これはさすがに聞こえてるんじゃないの?w

「ニュースを挟んで、25分後、どんな絵が完成したんでしょうか?」

・・・てところで、録画が切れてた
スタパの構成というか、電波具合は、テレビの予録とどういう関係になってるんだ???

とにかく、完成した絵は、写真で観れたけど、最初の色と全然違って、
なにやら満月の風景画のような感じに見える。

てっぺーちゃんのショーマンシップ、気遣いの細やかさ、ユーモア、人間や自然への愛、
いろいろ垣間見れたけど、やっぱりトータル的にはアーティストなんだな。

それは、みんな同じ。
技術の差はあっても、表現したい時に、表現したいものをつくるのが、生命の本来の姿なんだと思った。






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