メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

被災地を周るサンタクロース@週刊まるわかりニュース

2019-12-24 13:23:20 | テレビ・動画配信
岩手県山田町
東日本大震災で津波の大きな被害があった

クリスマスを前にしたこの時期、心温まるプレゼントが届くんです

アメリカ出身のローレンスさん(55)は毎年この時期
妻のリカさんと東北各地を訪ねてサプライズを行っているんです




この日はサプライズで山田町の小学校を訪ねた
大喜びの子どもたちお菓子の包みを渡す






Q:なぜ始められたんですか?

ロ:みんなの笑顔が見たいからだよ それだけ
リカ:皆さんに笑顔を届ける これが私たちの最高のギフト

普段は神奈川県で技術者として働いているローレンスさん
4年ほど前、ボランティア活動をするため被災地を訪れました

予想以上に復興が進んでいない現状を見て
1回のボランティアでは被災地に元気が行き届かないと感じました

被災した人々が毎年笑顔になれるように
そう思って始めたのがサンタのサプライズだったのです




ロ:サンタはみんなにギフトを配ったりするからぴったりなイメージだったんだ

リカ:
その時だけでも笑顔が作れたらと思って
皆さんサンタクロースは知っているから


「世界に活動が広がる」
夫婦で始めたこの活動は、 SNS などを通じて広がって
世界各地からお菓子やカードなどが寄付されるようになりました
そして今では一緒に活動してくれる心強い仲間もたくさんいます








「介護施設にも」
プレゼントを車の後ろに乗せて出発

ローレンスさん達を待っているのは子供だけではありません
ここは町にある介護施設 訪れるのは2回目です

ロ:メリークリスマス!

ロンドンの6歳の子どもから届いたカードを渡すと、手を合わせて喜ぶ女性
サンタさんが来るこの時期を皆さん心待ちにしています




施設の介護士:
心にも響いたりしてすごく表情がいい
今後も来ていただきたいと思います

この後も保育園や病院などを訪問
この日訪れるのは合わせて9ヶ所

車での移動もすべてローレンスさんが運転
重いものを持ち運ぶので腰が痛くなる




活動開始から約12時間 もう夜

Q:疲れませんか? 大丈夫ですか?

リカ:
疲れますけどw
でも、やっぱり行って喜ぶ顔を見るとパッと忘れちゃうので大丈夫です


「町の南部にある仮設住宅」
ここでは東日本大震災や、今年10月の台風19号で被災した約40世帯が暮らしています
(いまだだに仮設住宅で暮らしてるんだなあ




握手して「頑張ってね」「来年良い年になりますように」と声をかける




女性:
ありがとうございます 嬉しいですよね
こういうことはあまりないからね
(とってもいい笑顔

深く頭を下げて涙する女性高齢者もいる

ローレンスさん達は被災した人々に寄り添う活動を続けていきたいと思っています

リカさん:
まだこういうところで生活なさってる方達がいる
やっぱり続けなきゃねって

ローレンスさん:
僕が来ることでほんの少しの希望を持ってもらえたらと思います







編集長:
人にプレゼントすることって
自分に何ができるんだろうって考えることなんですよね
それが心として届く
皆さんの笑顔が溢れていたのがとても素敵でしたね

アナ:
その笑顔を見て、ローレンスさんご夫婦も元気をもらっているから
やめられないんだとおっしゃっていました

今回の活動は、仙台市、山田町など全部で5か所の自治体を周って
30箇所以上の施設にプレゼントを届けたということです



(こういうのが本当のボランティア、奉仕精神、クリスマスの意義なんだな



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