メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『ローズ・レッド』

2008-09-23 17:55:13 | 映画
『ローズ・レッド』~ROSE RED(2002)
製作総指揮/脚本:スティーヴン・キング 監督:クレイグ・R・バクスレー
出演:ナンシー・トラビス、マット・キースラー、ニック、マット・ロス、エミリー・デシャネル、キンバリー・J・ブラウン ほか

近所のレンタル屋の1週間100円VHSシリーズ。いわゆるhaunted house(幽霊屋敷)もの。
こないだ訪れた図書館にスティーヴン・キングの単行本が数冊置いてあって、思わず懐かしくなって観たくなった。
小説も映画もどちらも面白い作品てなかなかないから、けっこー新作が出来るたび観てたんだけど、今回ひさびさ。
しかし・・・長いっ!!!こんなに引っ張らずとも90分くらいにまとめられたんじゃないかなぁ。
きっと小説のほうはもっと各人物の背景や心情の奥深くが描かれてる気がする。
同じ超大作に『ザ・スタンド』や『ゴールデン・イヤーズ』があったけど、
これらはもう一度観たいと思いながらもなかなか時間が取れなかったりする。

story
大学で心理学を教えるジョイスは、超常現象で関わった人が何人も亡くなっている屋敷ローズ・レッドにとりつかれている。
自腹で資金を出し、接触感知能力の持ち主パム、予知能力を持つヴィック、自動書記のキャシー、
モンスターマザーに悩み、過去が見えるエメリー、そして様々な能力を持つニック、
さらに幼少の頃から計り知れない力を持つ少女アニーを集め、何かしら物的&数字の証拠を得て
学会や大学関係者を見返すために屋敷に泊まって実験をはじめる。
が、まず、敵対するミラー教授が雇った学生が殺され、心臓を患うヴィックが殺され、
みんなは屋敷に閉じ込められる。。


屋敷を建てた主人と妻、そして女召使の念が様々な霊障を起こして、
常に増改築されて元居た場所も分からなくなるほど間取りが変わってしまうのがスゴイ。
昔の『サタデー・ナイト・ライブ』のエディ・マーフィーがこうゆう幽霊屋敷ものをネタにしてたのが笑えた。
「なぜ白人はあんなに怖い目に遭ってもキャーキャーゆってるばかりで住み続けてるんだろうね。
 オレら黒人なら、幽霊の”出てゆけ~”って声が聞こえた瞬間に”ハイ、分かりました~”って出てゆくけどね」w

毎回ヒッチコックみたくキング自らがちょい役で映画出演するのが楽しみでもあるんだけど
今作では屋敷にピザを届けに来る配達人w


コメント    この記事についてブログを書く
« SAKEROCK@赤坂 BLITZ vol.1 | トップ | New Day »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。