■加藤泉 LIKE A ROLLING SNOWBALL@原美術館
ハラ ミュージアム アーク:2019.7.13~2020.1.13
原美術館:2019.8.10~2020.1.13
美術家 加藤泉さん:
常にチャレンジするのがすごく大事で
何か決めてそこに向かっているのではなくて
これを使ったらこうなるんじゃないかとか
面白いんじゃないか
ギリギリ人間の形が入っているとか
こうしなきゃいけないというふうに決めずに
常に実験している感じではあります
加藤は近年、子どもの玩具などに使われるソフトビニールを取り入れています
加藤:
ただ絵を描いて楽しいだけなら誰でもできるんですけど
絵を描くためには、考えないと絶対ダメで
考えるのと、技術と、もちろん体力も意外といるし
いろんなものが「心技体」みたいなものは必ず必要になるかな
その中で考えるということをおろそかに全然できなくて
・原美術館、2020年に閉館へ。40年の歴史に幕
“1938年に東京・品川に建てられた実業家・原邦造の邸宅。
ここをもとに、79年に開館した原美術館が2020年12月、約40年の歴史に幕を降ろす。
閉館の理由としては、竣工から80年を経た建物の老朽化と、古い建築を再利用しているがゆえに、
ユニバーサルデザインやバリアフリーの観点からの問題があること。
そして、建替えには法規制上の制約も厳しくのしかかる状況などが挙げられている。
2021年からは伊香保のハラ ミュージアム アーク(1988年に開館)を
原美術館ARCと改称し、同館が唯一の活動拠点になるという。”
残念だなあ
ただ場所的に遠くて、分かりづらく、すごい迷った記憶がある
■エターナル・アフリカ 森と都市と革命@多磨美術大学美術館
7.27~10.14
“人類の故郷といわれるアフリカの大地と文化が、その歴史上の苦難と搾取を乗り越え、
現代社会へと至る改革と創造がなされてきたことを示す二人のキーパーソンとして、
アミルカル・カブラル(1924-1973)とジョージ・リランガ(1943-2005)に着目し、
彼らの業績と試みが、アフリカ社会と文化に影響を与えてきたかを
多くの資料やヴィジュアル、作品等で紹介します。”
■スタシス・エイドリゲヴィチウス イメージ 記憶の表象@武蔵野美術大学 美術館
2019年9月2日(月)~2019年11月9日(土)
■しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像 1970年代から現在へ@東京都写真美術館
8.14~10.14
1970年代 ポーランドは共産主義のもとで
あらゆるものが厳しい検閲の監視のもとに置かれていました
テレビ画面に線や図形を描く手
記号などを描く行為からは、共産主義に異議を唱える意志が感じられます
「バナナを口にする女性の連続写真」
当時高級だった果物のバナナを挑発的に消費しています
その姿は保守的なポーランドでスキャンダラスに受け止められました
美術館でひたすら芋の皮を剥く女性(2001)
当時、民主化を果たし、豊かになったポーランドでしたが
経済的に取り残された人々もいました
1970年代の格好に身を包み、労働することによって
何も変わっていないことを表現しています
学芸員:
共産主義政権下では、あからさまな、攻撃的な
戦いをはっきり示すような作品が多いんですけれども
2000年以降の作家になると
自分自身は共産主義時代を経験していないので
距離感を持って真摯に、批評的に、新しいやり方で
警鐘しようとしているという姿勢がとても特徴的だと思います
古くから伝わる人魚セイレーン
都市を漂いながら象徴的な言葉で語りかけます
(AI bot みたい
人間でも魚でもない異質な存在であるセイレーン
差別や移民問題などポーランドが抱える苦悩と重なります
屋上に身を乗り出す女性 作者自身です
彼女を支えるのは、髪の毛を掴む人の手だけです
現代のポーランドにもたち込める
漠然とした不安や緊張感を
作者が身をもって体現しています
ハラ ミュージアム アーク:2019.7.13~2020.1.13
原美術館:2019.8.10~2020.1.13
美術家 加藤泉さん:
常にチャレンジするのがすごく大事で
何か決めてそこに向かっているのではなくて
これを使ったらこうなるんじゃないかとか
面白いんじゃないか
ギリギリ人間の形が入っているとか
こうしなきゃいけないというふうに決めずに
常に実験している感じではあります
加藤は近年、子どもの玩具などに使われるソフトビニールを取り入れています
加藤:
ただ絵を描いて楽しいだけなら誰でもできるんですけど
絵を描くためには、考えないと絶対ダメで
考えるのと、技術と、もちろん体力も意外といるし
いろんなものが「心技体」みたいなものは必ず必要になるかな
その中で考えるということをおろそかに全然できなくて
・原美術館、2020年に閉館へ。40年の歴史に幕
“1938年に東京・品川に建てられた実業家・原邦造の邸宅。
ここをもとに、79年に開館した原美術館が2020年12月、約40年の歴史に幕を降ろす。
閉館の理由としては、竣工から80年を経た建物の老朽化と、古い建築を再利用しているがゆえに、
ユニバーサルデザインやバリアフリーの観点からの問題があること。
そして、建替えには法規制上の制約も厳しくのしかかる状況などが挙げられている。
2021年からは伊香保のハラ ミュージアム アーク(1988年に開館)を
原美術館ARCと改称し、同館が唯一の活動拠点になるという。”
残念だなあ
ただ場所的に遠くて、分かりづらく、すごい迷った記憶がある
■エターナル・アフリカ 森と都市と革命@多磨美術大学美術館
7.27~10.14
“人類の故郷といわれるアフリカの大地と文化が、その歴史上の苦難と搾取を乗り越え、
現代社会へと至る改革と創造がなされてきたことを示す二人のキーパーソンとして、
アミルカル・カブラル(1924-1973)とジョージ・リランガ(1943-2005)に着目し、
彼らの業績と試みが、アフリカ社会と文化に影響を与えてきたかを
多くの資料やヴィジュアル、作品等で紹介します。”
■スタシス・エイドリゲヴィチウス イメージ 記憶の表象@武蔵野美術大学 美術館
2019年9月2日(月)~2019年11月9日(土)
■しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像 1970年代から現在へ@東京都写真美術館
8.14~10.14
1970年代 ポーランドは共産主義のもとで
あらゆるものが厳しい検閲の監視のもとに置かれていました
テレビ画面に線や図形を描く手
記号などを描く行為からは、共産主義に異議を唱える意志が感じられます
「バナナを口にする女性の連続写真」
当時高級だった果物のバナナを挑発的に消費しています
その姿は保守的なポーランドでスキャンダラスに受け止められました
美術館でひたすら芋の皮を剥く女性(2001)
当時、民主化を果たし、豊かになったポーランドでしたが
経済的に取り残された人々もいました
1970年代の格好に身を包み、労働することによって
何も変わっていないことを表現しています
学芸員:
共産主義政権下では、あからさまな、攻撃的な
戦いをはっきり示すような作品が多いんですけれども
2000年以降の作家になると
自分自身は共産主義時代を経験していないので
距離感を持って真摯に、批評的に、新しいやり方で
警鐘しようとしているという姿勢がとても特徴的だと思います
古くから伝わる人魚セイレーン
都市を漂いながら象徴的な言葉で語りかけます
(AI bot みたい
人間でも魚でもない異質な存在であるセイレーン
差別や移民問題などポーランドが抱える苦悩と重なります
屋上に身を乗り出す女性 作者自身です
彼女を支えるのは、髪の毛を掴む人の手だけです
現代のポーランドにもたち込める
漠然とした不安や緊張感を
作者が身をもって体現しています