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メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

大きな森の小さな家 世界傑作童話シリーズ インガルス一家の物語 1 ローラ・インガルス・ワイルダー/作 福音館書店

2025-04-01 17:54:37 | 
1972年初版 1991年 第45刷 恩地三保子/訳 ガース・ウィリアムズ/画

「作家別」カテゴリー内の「ローラ・インガルス・ワイルダー」に追加します

一度読んだことがあるけれども、キャロラインシリーズを読み終えた感動の余韻があるうちに
ローラ・インガルスシリーズも全部読んでみたいと思って借りた
第45刷という刷数が人気ぶりを表してるなあ!

それにしても、ここに出て来る両親が、あのキャロラインとチャールズって
なんだか結びつきにくいのはなぜだろう?

2人が結婚して10年目くらいだから、まだ30代前後だと思うんだけど
すっかり親の顔が定着している感じ
時々ヘンリー叔父らが出てくると、少年時代を思い出してほっこりする

このシリーズはローラが64歳の時に書き始めたというのもビックリ/驚
細かく思い出せるのは、森の中での暮らしの1つ1つが新鮮で
感動に満ちていたからだろうな











【内容抜粋メモ】

登場人物

インガルス家 ウィスコンシン州
父チャールズ
母キャロライン
長女メアリー
次女ローラ
三女キャリー
ブルドッグのジャック
猫ブラック・スーザン

祖父 ランスフォード
祖母
長男 ピーター 妻イライザ 子ピーター、アリス、エラ、ドリイ・ヴァーデン
次男 チャーリー
長女 リディア
次女 ポリー 夫ヘンリー・オー 息子チャーリー10歳
三女 ドーシア
三男 ハイラム
末女 ジョージ
ランスフォード・ジェイムズ 通称ジェイミー

クワイナー家
ヘンリー 父 事故で亡くなった
フレデリック・ホルブルック ケロッグ氏に雇われている
シャーロット 母
ジョゼフ
ヘンリー・オー 妻ポリー
マーサ 夫チャーリー・カーペンター
イライザ 夫ピーター・インガルス
トーマス
ロティ











ヘンリー叔父が手伝いに来て、ブタを殺し
ローラたちは風船のようにふくまらせた膀胱で遊ぶ↓↓↓
あぶったブタのしっぽはすごい美味しいらしい/汗











メアリーはネティという布人形を持っているが
ローラはトウモロコシの芯をハンカチでくるんだスーザン









お父さんは仕事が終わるとバイオリンを弾いたり、お話をしてくれる
祖父が馬で帰る道すがら、ヒョウに追いかけられた話とか コワすぎ
姉妹が好きな遊びは“狂犬ごっこ”って・・・



















月曜は洗濯
火曜はアイロンがけ
水曜はつくろいもの
木曜はバターづくり
金曜はそうじ
土曜はオーブン仕事
日曜は安息日 すべての仕事が禁じられている

銃にこめる弾も手作り
弾こめに時間がかかるため、クマもシカも一発で仕留めなきゃならない


「クリスマス」
父さんは母さんのために浮彫をした吊り棚をつくる
イライザ、ピーター、いとこたちが遊びに来る

イライザは夫が出かけている時、泉に水を汲みに行くと
いつもは大人しい犬プリンスが噛みついてきて家から出られなくなる
その後、ヒョウの足跡を見つけて、犬は飼い主を守ったことが分かる

ローラも初めて布人形をもらい、シャーロッテと名付ける














ローラは日曜に何もしてはならないと言われて退屈して愚図る
父さんが祖父の時代は土曜の夕方から安息日が始まったと話す

3人兄弟は作ったばかりのそりを試したくて、父が眠っている間に滑ると
ブタをよけられず、乗せて走ったため、キーキー鳴いて、父にバレて罰を受けた











父さんは狩りで仕留めた獣の革をペピン町へ売りに行く
銃も持たずに出て、夜になっても帰ってこない

母は牛スーキイの乳を搾ろうとして、暗い中肩を叩いたら、クマだと分かる!
翌朝、父さんが帰り、その話を聞かせる
父さんも夜、クマに出くわして大声を出して棒で叩いたら木の株だったと話す













寝る前のお祈り
主よ、わたくしは、いま、眠ります
わたくしの魂は、主の御手におあずけいたします
目ざめる前に、もし、わたくしの命が終わるのなら
主よ、わたくしの魂はおささげします




「メープルシロップ」
父さんは祖父の家に行って、大量のメープルシロップをもらってくる
木にドリルで穴を開けて集めた蜜を大きな鉄鍋で煮込んでつくる











「ダンスパーティー」
祖父の家にゲストが集まる
母さんは大学時代に町で仕立ててもらったドレスを着て行く

ドーシャ、ルビイ伯母、ジェイムズ叔父、リビイ伯母、いとこもたくさん来る
叔父ジョージは陸軍に行ってから“あら男”になったと父さんがいつも話している

祖母とジョージ叔父がジッグダンスで対決して、祖母が勝ち大盛り上がり!

翌朝、一家は帰る



















「ペピン町」
一家で町へ出かける
ローラとメアリーは生まれて初めて大きなペピン湖、店、家々を見て驚く
母さんは布地を買うと、帰りに姉妹はキャンディーをもらう

湖でキレイな石をたくさん拾ったローラは、ドレスのポケットが破れて泣く















夏、ピーターソン、ヒューレット一家らが訪ねてくる
ロティ伯母はメアリーの金髪も、ローラの茶色い髪も両方好きだと言ってくれるが
メアリーが自分の金髪のほうがキレイだと言ったため頬を叩いてしまい、父に叱られる
父:父さんの毛は茶色だよ










「ミツバチの木」
父さんはヘンリーを手伝いに行った際、大量のハチミツを持って帰る
クマが食べていたのを追い払って、木を伐り縦に割って集めたと話す












「カラス麦の刈り入れ時」
ヘンリー叔父が手伝いに来る
雨になるまでにつかにしないと、収穫がふいになってしまう

ヘンリーの長男チャーリーはもうすぐ11歳
父さんがその年の頃はもう立派に働いていたのに、チャーリーは甘やかされている

父から手伝うよう命令されたのに、怠けてばかりいて
3度も悲鳴をあげて、爆笑するイタズラをする/汗
4度目、無視していると、本当にスズメバチに体中刺されていた
母さんは体中に泥を塗って、シーツでぐるぐる巻きにする!














「脱穀機」
母さんは家族の麦わら帽子を作ってくれる
最新の脱穀機を使うとものすごい音がする
父:竿を使っていたら半月はかかったろう











「シカのなめ場」
父さんは地面に塩をまいて、なめに来るシカを狙っていたが
あまり美しい姿に感動して撃つのを忘れたと話す










ローラはこの住みごこちのいい家も、父さんも、母さんも、音楽も、みんな「いま」でよかったなと思う
それは、「ずっと昔」になんか、なりはしないのだから





「インガルス一家の物語」について
ローラが1870~1880年の少女時代を9冊の本に書いた
1932年に1冊目が出版されて以来、ベストセラーとして読みつがれている
1冊目はローラが5~6歳の頃の話




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