メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

サザン『真夏の大感謝祭』30周年記念LIVE

2008-11-11 10:45:19 | 音楽&ライブ
会社のMさんにテープを貸してもらって、ライブ友さんにダビってもらったのをフラついた頭で見た。

サザンオールスターズ『真夏の大感謝祭』30周年記念LIVE@横浜・日産スタジアム
日産スタジアム4日間で約30万人動員を前にして冒頭のひと言「コンセプトはいつも通りのサザンです!」
最終日、すでに豪雨の中、なぜかマーチングバンドが演奏して、キングカズがボールを蹴って、小林克也のDJで開催宣誓。
2曲目の♪ミス・ブランニューデイ ですでに号泣
約1時間にわたる'70-'80メドレーでは一緒に歌わずにはいられない!
次から次へと何が出てきても「Oh, My God!!!」なナンバーばかりでまるで玉手箱状態v
一方、'90~最近のアルバム曲に関してはビックリするほど知らなかったな

♪松田の子守歌 で号泣のファンが映る。そりゃ泣きますって。
ゴルフカートに乗って「愛してるよ」とか「やらせろ」とか書かれたカンペを出しつつサブステージへw
バラード曲を数曲歌ってから、ステージに戻る間、ファン投票のカウントダウン50発表。
No.3 いとしのエリー(とっても丁寧に歌ってた。お姉さんがこの数日後亡くなられたことを想うと辛い
No.2 希望の轍(今野さんのカバーバージョンも好きなんだよね
No.1 真夏の果実(なるほどの3曲

いったん止んだ雨がまた豪雨になって、桑田らも一緒にびしょ濡れになって演奏しながら
「オレ雨男だから、みんな大丈夫~?」としきりに心配して声をかけてたのが印象的。
バックのスクリーンが巨大な映画館並みのキレイな映像
♪マンピー から ♪ボディスペシャルⅡ なんかのラストの盛り上げっぷりはスカパラも真っ青。
桑田って一体いくつだっけ?ステージの端から端まで走りながら3時間ぶっ通しはスゴイ!

アンコールで再登場したメンバーの前に、スクリーンの指示でスタンドのファンが一斉に紅白のボードを掲げると
「WE ARE ALL SAS FAMILY」との文字とともに「30周年おめでとう~!!!」の歓声に原坊も思わず泣いてた。
アンコールが♪夕方Hold on me に ♪みんなのうた はこれまた泣けた!
それから♪yayaあの時を忘れない でまた号泣
雨でびしょぬれのファンにさらにホースで水かけてるし/爆
途中からper.毛ガニも加わって、感動のフィナーレ。

これを伝説といわずして何を伝説と言うのだろう。桑田本人は「伝説なんかじゃないぞー!」てゆってるけど。
バンド音楽の頂点の形とゆっても過言じゃない。
30周年記念をこんな巨大スタジアムで溢れるファンに祝われてみたいと無数に存在するバンドマンが描く理想の姿だった。



続いての特番は1ヶ月前から行われたリハの模様のドキュメントとこの4日間を振り返るメンバのインタビュー。
マンネリズムの極めつけをして、いったんサザンを終わりにしたかった。
 最後のMCで喉まで出かかったけど、ほんとは一刻も早くステージを去りたかった」
前に進むには、過去をいったん締める必要がある。
30年のキャリアにしてマンネリズムを打開しようとする桑田のコメントに、
この活動休止が寂しいとかじゃ全然なくとても前向きなこととして捉えることができた。

曲にどんどんアレンジを加えながら全体の流れの構成イメージを組み立てていくリハ風景は貴重すぎ。
桑田のさすがのリーダーっぷりと、A型気質だな~って印象w(すごい気を遣って喋ってるし
あの気力&体力は、1ヶ月前から鍋で栄養をつけて、米抜き(ダイエットのため?)、筋トレしてた賜物なんだねえ!

よし。復活したらこんどこそ絶対生で見るぜっ!


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ビネッテ・シュレーダー

2008-11-11 09:31:49 | 日記
先週、フラついた頭のまま図書館に行って本を返して、司書の方に検索してもらって、
ビネッテ・シュレーダーが絵を描いている本をとりあえずあるだけ閉貸から出してもらって借りてきた。
ついでに、ミヒャエル・ゾーヴァ関連の絵本もあるだけ全部、予約してきた。
最近は便利になって、PCで登録してログインすると、家から予約も出来るし、
図書館に予約した本が着いたら、メールで連絡がきて、すぐ行けないようであっても
延長すればまた数日間取り置きしてくれるらしい。
やっと登録を済ませて、実際ログインしてみたら、予約したわずか2日後にもう本は届いてた。

フラつく頭のまま今回読んだのは以下の10冊。
■『お友だちのほしかったルピナスさん』(独りぼっちのルピナスさんに2人の友だち~紙の箱でできたパタコトン氏とイギリス紳士ハンプティ.ダンプティの冒険話
■『グリム童話 かえるの王さま』(かえるとの約束をイヤイヤ守ったお姫様。壁に投げつけたら王子様に変わって結婚。こんなヒドイ話だったっけ?
■『わにくん』(オシャレなわにの店を探して辿り着いたのはワニ皮製品の店だった!
■『ラウラとふしぎなたまご』(少女が森で出会ったハンプティ.ダンプティ。嵐の夜と闘って鳥に生まれ変わる
■『こんにちは トラクター・マクスくん』(畑を耕す馬とトラクターの友情の話
■『ラ・タ・タ・タム』(機関車の大好きな発明王が作ったお姫様機関車が作り主を探す冒険
■『ぞうさんレレブム』(青い象がふつーの灰色になろうとして、やっぱり自分のままでいいと気づく
■『ちいさなちいさな王様』ゾーヴァ絵(大人から子どもに還る王様。夢が現実で、現実が夢でなど哲学的
■『クマの名前は日曜日』ゾーヴァ絵(クマのぬいぐるみが大親友の少年は、立場が逆になるシュールな話
■『エスターハージー王子の冒険』ゾーヴァ絵(ウサギ伯爵の孫がお嫁さんを探す旅をベルリンの壁崩壊と共に描く

本人が物語りを書いているのもあれば、絵だけ描いているものもあり。
どれも、かつてわたしが大事にしていたカレンダーとポストカードのセットにある絵ばかりで嬉しくなる。



月曜も休んで、今朝はがんばって途中まで行ってみたけど、頭がグラグラして帰ってきた凹凹凹
こんな時、親元だったらなぁってしみじみ思う。家で思わず給料計算してしまった
ちょっとしたパニック症候だろうか?混んだ通勤列車で気分が悪くなって、
一日机に向かうことを想像しただけで、余計具合が悪くなる。
かといって、家にいても、寝ても起きてててもフラついててなんともこんなにツラい週末はなかった。
三半規管てナビのジャイロのようなものだってサイトに書いてあったけど、なるほどねぇ。。

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