先週末、友人夫妻と遊んでいた時の話。
奥さんが「課長・島耕作」*(漫画)について
最近思ったことを語りだしました。
「結局、島耕作がなにやったかっていうと、
大きな仕事らしい仕事を成し遂げた記憶は無いわけよ」
フムフム。
「ただ、うまく派閥の波を泳いでいくことに長けていたことと
なんだかんだ手を出した女に助けられただけでしょ」
たしかにそうですね。
「まわりの人物はそれなりに大変な目にあってるのに
島耕作ってやつは(怒)」
彼女はご立腹です。
ただ、実際の会社組織において有能な人が出世するとも
限らないんだな、と入社してからSIUが感じているのも事実です。
そういう意味では日本的会社像の一面は捉えているかなと…
え、どんな人が出世するか?
えーと、出世すべき人が出世する…(笑)
なんか出世しそうなラインというか、人付き合いってのがあるんですよ
はたから見てると。あぁ、この人は出世しそうだなと。
だいたいどんなに有能でもポストがあかなければ、そこの席は
座れないわけでどうしても相対的な関係から
ポジションが決まってくるわけです。たまたま、自分の入社年度周辺が
同じ部門にほとんどいなければ、着々とポストを上げていける可能性は
高いし、逆に自分の能力が高くても同期でもっと高い能力の人がいれば
一つしかないポストには座れないわけですね。
能力のあるなしも、所詮人が評価するものですからブレが生じますし
評価している人間が人格者とも限らない*わけで、好き嫌いで
人事が動く可能性が無いわけではないのです。
そうゆう意味では、敵を作らないという島耕作の戦略は
非常に賢い戦略の一つではあるわけですね。
まあ、あくまで一つの戦略でしかなく、どっちつかずの「コウモリ野郎」と
蔑まれる可能性が多々ありますが(笑)
女性と必要以上に仲良くなるのは通常は敵を多くしますが(笑)
ただいわゆるお局様的な女性と、いかに折り合いをつけていくか
という事も日常業務では結構大事ですよね。
ということを、オクスリ・ツクル製薬人間関係相関図を
用いて説明したら好評でした。
その相関図は企業秘密なので絶対お見せできませんけどね。
さもないと…、SIUが飛ばされる(笑)
<補足>
課長・島耕作
初芝電気に勤める島耕作がさまざまな苦労を経て(?)
会社生活を生き抜いていくお話。
なぜだか、やたらと知り合う女性と関係を持ってしまい
しかもなぜか恨まれないという、サラリーマンの
願望を描いた物語(これだから男ってやつは…)
ご都合主義では中年版「Boys Be」ともいえよう。
だいたい作者の弘兼さんはアシスタントに来ていた
女性(柴門ふみ)と結婚しているわけですから
島耕作も職場の女性に手を出すことは致し方なしですか…
長期連載の中、徐々に出世してきて
「部長・島耕作」「取締役・島耕作」と出世魚のように
タイトル変更中。現在は中国にてビジネスを展開しています。
柴門ふみ
「東京ラブストーリー」
「あすなろ白書」等を書いた
売れっ子漫画家さん。
多芸な方でエッセイストとしても有名。
SIU的に小説の「いつか大人になる日まで」がお勧めです。
ちなみに名前は「サイモンアンドガーファンクル」の
ポール・サイモンが大好きだったことから来ているそうです。
評価している人間が人格者とも限らない
たいていの人は人格者ですが、たまにわがままな
大人を会社内でも見つけます。
思えば中学生の時に、大学生ってものすごく大人に
見えたのに自分が大学生になってみたら…ですから(涙)
40代、50代になっても今とそうそう変わらないと思いますよ。
ちなみにSIUの父は年齢で言えば取締役になってもおかしくない
年齢ですが、思いっきり子供です。
奥さんが「課長・島耕作」*(漫画)について
最近思ったことを語りだしました。
「結局、島耕作がなにやったかっていうと、
大きな仕事らしい仕事を成し遂げた記憶は無いわけよ」
フムフム。
「ただ、うまく派閥の波を泳いでいくことに長けていたことと
なんだかんだ手を出した女に助けられただけでしょ」
たしかにそうですね。
「まわりの人物はそれなりに大変な目にあってるのに
島耕作ってやつは(怒)」
彼女はご立腹です。
ただ、実際の会社組織において有能な人が出世するとも
限らないんだな、と入社してからSIUが感じているのも事実です。
そういう意味では日本的会社像の一面は捉えているかなと…
え、どんな人が出世するか?
えーと、出世すべき人が出世する…(笑)
なんか出世しそうなラインというか、人付き合いってのがあるんですよ
はたから見てると。あぁ、この人は出世しそうだなと。
だいたいどんなに有能でもポストがあかなければ、そこの席は
座れないわけでどうしても相対的な関係から
ポジションが決まってくるわけです。たまたま、自分の入社年度周辺が
同じ部門にほとんどいなければ、着々とポストを上げていける可能性は
高いし、逆に自分の能力が高くても同期でもっと高い能力の人がいれば
一つしかないポストには座れないわけですね。
能力のあるなしも、所詮人が評価するものですからブレが生じますし
評価している人間が人格者とも限らない*わけで、好き嫌いで
人事が動く可能性が無いわけではないのです。
そうゆう意味では、敵を作らないという島耕作の戦略は
非常に賢い戦略の一つではあるわけですね。
まあ、あくまで一つの戦略でしかなく、どっちつかずの「コウモリ野郎」と
蔑まれる可能性が多々ありますが(笑)
女性と必要以上に仲良くなるのは通常は敵を多くしますが(笑)
ただいわゆるお局様的な女性と、いかに折り合いをつけていくか
という事も日常業務では結構大事ですよね。
ということを、オクスリ・ツクル製薬人間関係相関図を
用いて説明したら好評でした。
その相関図は企業秘密なので絶対お見せできませんけどね。
さもないと…、SIUが飛ばされる(笑)
<補足>
課長・島耕作
初芝電気に勤める島耕作がさまざまな苦労を経て(?)
会社生活を生き抜いていくお話。
なぜだか、やたらと知り合う女性と関係を持ってしまい
しかもなぜか恨まれないという、サラリーマンの
願望を描いた物語(これだから男ってやつは…)
ご都合主義では中年版「Boys Be」ともいえよう。
だいたい作者の弘兼さんはアシスタントに来ていた
女性(柴門ふみ)と結婚しているわけですから
島耕作も職場の女性に手を出すことは致し方なしですか…
長期連載の中、徐々に出世してきて
「部長・島耕作」「取締役・島耕作」と出世魚のように
タイトル変更中。現在は中国にてビジネスを展開しています。
柴門ふみ
「東京ラブストーリー」
「あすなろ白書」等を書いた
売れっ子漫画家さん。
多芸な方でエッセイストとしても有名。
SIU的に小説の「いつか大人になる日まで」がお勧めです。
ちなみに名前は「サイモンアンドガーファンクル」の
ポール・サイモンが大好きだったことから来ているそうです。
評価している人間が人格者とも限らない
たいていの人は人格者ですが、たまにわがままな
大人を会社内でも見つけます。
思えば中学生の時に、大学生ってものすごく大人に
見えたのに自分が大学生になってみたら…ですから(涙)
40代、50代になっても今とそうそう変わらないと思いますよ。
ちなみにSIUの父は年齢で言えば取締役になってもおかしくない
年齢ですが、思いっきり子供です。