Situation Normal

忘れないように……

『ハート・ロッカー』の原題のスペル

2010-03-05 13:00:04 | 映画 - 作品
いよいよ明日、3月6日(土)に映画『ハート・ロッカー』が公開ですね。日本時間3月8日(月)に授賞式が迫ったアカデミー賞で、作品賞の最有力候補となっております。



先日発表された第63回BAFTAアワード(イギリスのアカデミー賞)でも作品賞を受賞してます。他にも受賞多数で、作品賞を授与した映画批評家協会はロサンゼルス、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、サンフランシスコ、ラスベガス、ヒューストン、オースティン、オクラホマなど。ウィキペディア英語版には、受賞&ノミネートのリストだけで一つのページが作成されるほど。

ところで、人と話していて気付いたのですが、どうやら『ハート・ロッカー』の題が正しく伝わっていないようです。カタカナ表記が同じになる(もしくは似たような)他の単語と思ってる人も多いのでは。英語の綴りを正しく書けますか?

そこで、似た発音の英単語を並べてみました。正しい組み合わせを考えてみて下さい。

【ハート】
 hard    (形容詞)物がかたい、困難な、熱心な
 hart    (名詞)雄鹿
 heart   (名詞)心臓、心、愛情
 hurt    (名詞)傷、心の痛み (形容詞)けがをした

【ロッカー】
 locker   (名詞)鍵のかかる戸棚(更衣室などにあるロッカー)、箱、冷凍庫、鍵をかける人
 rocker   (名詞)ロック歌手、ロックミュージシャン、ロッキングチェア、ゆする人


答えは、当ブログで以前書いた『ハート・ロッカー』のポスター7種類を載せた記事を見てください。正解でしたか?







で、どういう意味のタイトルなのか……









私が思うに、心に傷を抱えながらも、それを内に秘め押し隠し、任務に赴く隊員たちを、心の傷を入れたロッカーに例えてるんじゃないんでしょうか。違ってたらすみません。映画が楽しみです。

追記:
「棺桶」を意味する米兵の俗語だそうです。最初「棺桶なんじゃない」とか話してたんですが、本当にそうだったとは。深読みしすぎました。なお、字幕でみるかぎりでは、劇中にハート・ロッカーという言葉は、出てこなかったように思います。


参照:
『ハート・ロッカー』公式サイト
The Hurt Locker - Official Movie Website - 公式サイト(英語)
The Hurt Locker (2008) - The Internet Movie Database (IMDb)

List of accolades received by The Hurt Locker - Wikipedia
- 『ハート・ロッカー』の受賞&ノミネート一覧(ウィキペディア英語版)

第82回アカデミー賞 ノミネート部門数別 - Situation Normal - 当ブログの記事(2010年2月3日)

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