同じではないことは教えるべきでは

この前の連休で実家に帰っていた時、姪っ子が女子でも鍛えれば男子に純粋闘争で勝つことが出来るなどと思ってるようだったので、話を聞いていた母親と二人でその間違いを正したのですが。
まぁ、学校でその辺を突き詰めて教えないから、そういう認識違いが出るのはしょうがないことなんですかね。

私は子供の時から母親に「男と女は骨格からして身体の作りが違う」「成長すると女は男に暴力では絶対に勝てなくなる」「男は瞬発力に優れているが、女は持久力に優れる」てなことを教わっていたので、ふんわりと「そういうもんか」と思っていたんですけど。
その後の人生で体格が違うってのはどういうことか、ってのが具体的に分かるようになり「ああ、そりゃ無理だわな」と納得するに至った次第。

筋力に明らかな差があると「捕まったら終わり」って事態が発生してしまうので、技術で少々上回っていたとしても、勝つのが難しくなる。
加えて、筋力に差があるということは、攻撃力以外にも防御力にも影響がある事項で。
下手すると会心の一撃を加えてもほとんどダメージが通らないという状況もありうる。

そんなんでどう勝つのよ？

加えて、男はおそらく生物的なデザインとして「闘争に有利になるように」女に比べて他者に共感する能力が低く抑えられているから。
敵対者に対する容赦が女より無いわけで。

さてここで問題。
攻撃力と防御力に優れ、他者を攻撃することへの躊躇いが少ない人間と、攻撃力と防御力は劣っているが、代わりに持久力と他者を攻撃することに躊躇いが強い人間。
戦って勝つのはどっちでしょう？

ここで「後者です」なんて答える人は、話を聞いていましたか？ってなりますやね。
どっちが優れているという問題じゃ無しに、持ってる特性から理詰めで考えて、そうなる以外無いというか。

ただ、女性としては「神様は男女を不平等に作った！！」って嘆きたくなるところなのかもしれませんけど、それは違うかなと思いますね。
さっきも言ったけど、生物的なデザインの問題だと思うので。

男は闘争に有利になるように、攻撃的な性格、理詰めの思考、女の倍以上に達する筋力を与えられてますけど、代わりに基礎代謝が高く、確か病気への抵抗力も低かったような気がします。
基礎代謝が高いということは、食料を同時に断たれた場合、最初に死んでいくのは男だってことですので。
そこから導かれるのは「男は使い捨て前提の生物設計」ってことではないですかね。

対して女は数が減るとまずいから、とにかく死なないように、生き延びること最優先の生物設計なんじゃないかと。
群れの半数が死ぬような大災害があったとして、その生き残りの内訳が男３：女７だったらその後の群れの立て直しに不安は無いわけですが、男７：女３だったら次の世代どうなんの？ってなりますよな。

魂の価値は平等であっても、生物的なデザインは同じには作られていないんだから、その辺は学校でしっかり教えた方が良いんではないですかね？
私はそう思うんですけど。