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両面宿儺って実在の伝承の怪物だったのか

2019年06月05日 19時00分59秒 | 日記
恥ずかしながら、最近になって「両面宿儺」が実在の伝説由来のモンスターだと知った。
仁徳天皇の時代に、飛騨(岐阜県)に出現したという伝承がある魔人なのね。

名前だけは知ってたんですけど、都市伝説のネタで。
詳しい内容はだいぶ忘れたんですが、日本滅亡を願って、シャム双生児のミイラに呪いをかけた呪術師の話。
で、その話のタイトルが「両面宿儺」だった。
日本滅亡のくだりは、多分あの日本三大怨霊のあの方の伝承が元ネタだろうな、までは分ったんですけど、シャム双生児のミイラの部分は創作だろうと思ってたんですわ。
で、ジャンプ漫画「呪術廻戦」で、両面宿儺が物語の重要なファクターを占めるキャラになってたので。
「あ、作者さん都市伝説詳しいんだ」なんて思ってた。

とんだ的外れ、見当違いだったわけですけど。

都市伝説を作る際、実在の伝承を混ぜ込むなんて、別に予想外のことでもないのに。
やたら存在感のある設定だったら、実在の伝承を疑う。それをするべきだった。

しかし、実在の伝承だと知って、色々調べてみたんですけどね。

両面宿儺の正体は、大和王権に服従しなかった豪族だろう、ってのが大方の見方のようですな。
おそらく、その豪族のリーダーが双子だったか、ひょっとするとシャム双生児だったのではないか。
そんな見方が主流みたい。

私としては、やたら勘が鋭くて、「まるで頭の後ろにも目が付いているような男だ」と言われた説もあげてみたい。

まぁ、古過ぎて文字が無く、口伝しか無かった時代のことだから、本当のところは分からないんですけどね。
でもだからこそ、色々想像するのが楽しい。