素振りブログ。

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伊之助の日輪刀

2019年06月25日 05時54分23秒 | 日記
そういえば、鬼滅の伊之助の日輪刀がギザギザなの、何か理由あったっけ?
鬼滅の刃、1話からずっとジャンプで読んでるけど、単行本は買ってないんで現物を確認しようが無いんですわ。

普通に考えると、刃こぼれしてああなった、ってのが一番に出てくる理由ですけど、彼も新米隊士だから、刀、新品のはずですしな。
って思ってちょっとぐぐったら、あの刀、略奪品なのね。
現役隊士から力比べで巻き上げた刀だったのね。
で、色々あって刃こぼれしてああなった。やっぱ刃こぼれしてたのか。

鬼殺剣士になったの、力比べのなりゆきで、って理由までは覚えてたんですが、そこは完全に忘れてたなぁ。

私的に、刃こぼれしてる刀と言われると、るろうに剣心で出てくる殺人奇剣・不変刃を思い出しますな。
作中のラスボス級の強敵・志々雄真実が使用する武器で、刀というものはいくら名刀に打ち上げようとも、人体を斬りつけ続けることで刃こぼれが生じ、必ず人を斬れなくなっていく。
ならば、最初から殺傷能力がギリギリ保てるレベルの刃こぼれをさせておくことで、永久に刀としての殺傷能力を保ち続ける。
そういう思想で、幕末の名工が打ち上げた究極の殺人奇剣って触れ込みで。
後半の理屈メチャクチャですが、人為的に作られた設定のギザギザの刃がかっこいいからまぁいいか。そういう武器でしたわ。
真実とフィクションのさじ加減が重要よねー。
全部本当でも面白くないし。全部嘘だと薄っぺらくなるし。
漫画描く上で、実際のことを調べるのは重要ですが(何も調べず描いていたら、実際を知ってる人に鼻で笑われて終わりだものね)それだけをただ垂れ流すのは面白くもなんともないわけだし。

もし、実際に不変刃を作るとしたらどうすればいいのかなぁ?
……自動で刃の歪み・欠けが修正される、修復されるようなハイテクシステムを組み込むしか無理なのか?
(そんなもん、今の技術でも無理だろな、と思いつつ)

鉄より硬い素材で刀を作ってもおそらく意味無いと思うんですよ。
折れることはなくなるだろうけど、繊細な刃の部分はどうしても弱くなるだろうし。
(薄く、薄くしないと斬れないもんな)