素振りブログ。

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紙の本の利点

2019年06月09日 19時07分58秒 | 日記
今日のそこまで言って委員会NPの話のネタで、出版不況の話があった。

電子書籍の普及で、紙の本が売れなくなっている。
そんな話が以前から言われてますけど。そういう話が出てた。

確かに紙の本は嵩張るし、モノとして存在している以上、売り切れという現象が起きるので、あまりに人気がある本だと欲しい時にすぐ手に入らないというデメリットがある。
電子書籍は何百冊の蔵書でも、データとして保存しているから嵩張らない。買うときもデータだから、お金さえあれば即手に入れることが可能。売り切れというものも概念自体存在しない。

優れている部分が多いですな。確かに。
ただ。

どう足掻いても電子書籍が紙の本に勝つことができない部分もまた、存在すると思うんですけどね。

それは何か?

それは「紙の本は故障しない。破る、燃やす等、意思を持って破損しない限り、いつでも情報を読み取ることが出来る」「紙の本は要らなくなったら、欲しい人に下げ渡すことが可能」
この2点、かなりデカイと思うんですけど。

電子書籍だと、端末を壊してしまうと読めませんからな。
そして電子機器ってやつは、所有者がいくら大切に扱ったとしても、経年劣化でわりとすぐ壊れる。
反面、紙の本は保管状況に気をつければ10年20年30年平気で持ちますし。

そして
「要らなくなったら誰かに下げ渡せる」
これ、すごくないですか?
電子書籍でこれをやれば、複製という方法になってしまうので著作権法違反になってしまうけど、物体の紙の本なら、それは起きない。
誰かにあげたら、手元に残らんもんね。

だから紙の本も十分買うことにメリットあると思うんですけども。
特に、何か布教したいような漫画だったりする場合は。