素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

白い鴉

2016年09月03日 17時03分28秒 | 日記
覚悟のススメの散様が物語の最後の方で「鴉が全て黒いという命題を覆すには、たった一羽の白い鴉を見つければいい」ってことを言ってましたけど。
世の中にはたった一羽の白い鴉を指差して、全ての鴉が白いと主張する論調が多いですねぇ。
鴉が黒いのが多数派なのは事実でしょーが。

こっちは鴉が黒いことを前提で話しているのに。
白い鴉もいるから、鴉が白いのを前提で話を進めるのが正しいとか。

こういう風に言うと無茶苦茶な反論なのが伝わると思いますけど。
世の中の事例に当てはめると、それに気づかないのか。
そういう反論されることしばしば。

まぁ、何の事例だよということを明らかにしないのは卑怯だと思いますので。
言っちゃうと。

「日本の男の意識の低さ」なんですが。

どーにもね。
日本の男は女性が家事をやるのがデフォだと思ってるのが多数派らしく。
含む専業主夫。

女なんだから、家事やってくれよと。
専業主夫という道を選んだにも関わらず、家事は全て任せろ、とは言わず。
奥さんにある程度は期待するという。
専業主夫なのに。
女だったらある程度は家事をやるべきだと思ってるんですかね。
専業主夫なのに。(2度言った)

ソースは何だと言われると、妹のコミュニティなんですけどな。
妹のコミュニティではそういう女がメインで働いて、男の方がサブみたいな家庭が多いらしく。
そこの話を聞いて、どーにもそういう事例が多いらしく。

聞いててムカムカしましたわ。
そのせいで、「専業主夫になりたい」なんて言う男を見かけると。

え?何?奥さんに寄生したいの?

って思っちゃう。

なので、専業主夫の社会認知とかいう意見には私は否定的です。
社会認知を進める前に、男の意識の方を変えろや、と。

で、そういう意見を否定したら。
家事に向いてる男、家事が大好きな男も居るとか。
そういう風に噛みつかれることもしばしば。

だからそれ反論じゃねーんだってば。
たった一羽の白い鴉を指差して、鴉は白いと言ってるようなもんなんだって。
(リングの作者の鈴木先生なんかはその白い鴉ですわな。あの人は家事子育てをしっかりやった上で、空いた時間に小説書いてらした、らしいですし)
反論したいなら、男の意識の方を否定してもらわないと。

男の意識の方を否定してくれるならそれに越したことないんですけどね。
男の甘えで苦労する女性が少ない、ってことですし。