素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

トリフィドの日

2016年09月13日 20時58分47秒 | 日記
今週の月曜から夜ふかしで流星群の観測イベントの話がやってまして。

私、流星群の観測という話を聞くと、とある小説を思い出すんですわ。

トリフィドの日だった思うんですが。SF小説。

トリフィドという食肉植物がペットや家畜として一般化された世界の物語なんですけど。

トリフィドとは?
自分で動く能力を持ち、動物を毒蔓鞭で殺し、腐敗するのを待って自身の養分として取り込む能力も併せ持った恐ろしい植物。
しかし、良質の油を搾れることと、毒蔓鞭を切除すれば危険性は除去できるので、植物でありながらペットにし、家畜にする人が続出。

そんな世界でですね。
流星群の天体観測ショーが来るんですわ。

で、世界中の人がその流星群を見るために、夜中に外に出るんですけど。

見た人、翌日に失明。
流星群が人間の視力を奪う光線を発していたんですな。
結果。

ペットや家畜として飼われていたトリフィドが続々と元の危険性を取り戻し、盲目になった人類を餌として襲う。
理由:誰もトリフィドの毒蔓鞭を切除して危険性を除去するという管理をやらなくなったから。
そのものの危険性を忘却し、管理すれば大丈夫だからと気を抜いていた人類が、一気に窮地に追い込まれるわけですね。

物語は、運命の夜に偶然天体観測ショーを見なかった限られた人々が、なんとか人類の手に世界を取り戻すため奮闘する内容で進むのですが。

私はどうも、流星群が来る!って話を聞くとこの作品を思い出してしまうんですよね。
もし失明する光線を出す流星群だったらどうするの?と。

いやま、ほぼ無い可能性なのは分かってるんですけども。