素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

陰婚

2016年09月30日 19時33分09秒 | 日記
数日前の産経新聞に中国の風習「陰婚」って記事が載ってて。

それは何かと申しますと、中国では結婚しないまま死んだ男が出た場合、その男はそのままでは先祖代々の墓に入ることが出来ないそうで。
墓に入るため、同じくどっかで死んだ女性と遺族が形式的にその死んだ男を結婚させる風習。

記事では「この陰婚のため、死人の花嫁要員として販売する目的で、女性が殺されて死体にされる事件が続発している」とのことで。
どうもね、中国では金で死体を取引するということが異常では無いらしいんですわ。
なんとも中国らしいと言いますか。
向こうだと死体に対するモノの考え方、日本人と違いますからな。
日本人だと死体はモノとは考えず、故人の一部みたいに捉えがちですが。
向こうだと故人の本質は魂にあるのであって、死体、つまり肉体は道具に過ぎない。
そういう風に捉えているらしいですからの。
(ちなみに、だからどっちが上だ、って話はしません。あくまでモノの捉え方の問題ですから)
道具に過ぎないんだから、魂が去った後にその死体を販売しようとどうしようと、特に問題ないじゃん。
日本の感覚で言えば、故人の持ち物を剥ぎ取るレベルでそういうことやっちゃうんでしょうね。
(故人の持ち物を剥ぎ取る行為も、ろくなもんじゃないですがね。勿論の事。でも、異常では無いよね。日本の感覚では)

とまぁ、長々と書きましたが。
私が今回言いたかったのはそういう中国ディスめいた内容では無く。

零 ~濡鴉の巫女~で登場するという設定「幽婚」

これの元ネタ、この「陰婚」なのかなー、と。

ふと思いました。

零 ~濡鴉の巫女~の作中で出てくる設定なんですけど。
生者が死者と結婚する、という儀式らしい。

で、無印零の主人公・雛咲深紅が、無印零で死に別れた実の兄と「幽婚」
(おい)

いや、マジで。
ちなみに濡鴉の巫女の主人公は、この二人の子供らしく。
死んだ兄との間に作った子供ですってよー!

まぁ近親ネタは無印影牢でも見たからさー。
驚きはしなかったけど。

このネタを読んだとき。

無印零で見せた彼女の兄を想う気持ち。
家族愛だけじゃ無かったのかと。

前かがみになると同時に。(おい
ちょっと気持ち悪さも感じてしまいましたねぇ;
あれは純粋な家族愛だけじゃ無かったのか;