相思相愛と言いたいところだけど

今週のアルスラーンですが。

「ダリューンにもしものことがあれば、おぬしとあの者の首を必ず城門に並べてくれる！」

相思相愛ですのぅ。
と、言いたいところですけど、多分あの場所に居たのが

ナルサスでも、エラムでも、ギーヴでも、ファランギースでも。

殿下は同じ事を言ったと思うのよね。
いやま、もしもの話ですよ？
ジッサイ、武勇で一番優れているのはダリューンだから、あの場所に立つのはダリューン以外ありえない。
あくまでもしもの話。

忠誠心が一番高いのはダリューンだけどさ、それを殿下も嬉しくは思ってるはずだけど。
臣下に対する愛情は、等しいと思うのよね。

ギーヴだからいいやとか、そんなことは絶対無いはず。
誰があの場所に立って居ても、等しく怒ったはずだと。


それにしてもガーデーヴィー。

ホント、見苦しいね。
神の裁定は、王といえども受け入れなければならないもので、誰であっても覆してはならんもののはずなのに。
でないとさ、それまで神前決闘でシロクロつけてきた全ての人の顔に泥を塗るのと同じになるんだよな。
神の裁定だからと、グッと不満を飲み込んできた人が無数に居たはずなんだから。

それに、代理で戦わせる人選も最悪だし。

強ければ良いと、ひょっとして制御不能なんじゃないのかね、と思える怪物を引っ張り出してきて。
あれが神前決闘放り出して暴れだしたらどうする気だったんだ。
勝てれば良いのか？勝ったとして、その後はどうすんの？あの怪物をまた地下牢に閉じ込めておけるわけ？
それが出来たとしても、どれだけ犠牲出るのかな？

このあたりにもさ、ラジェンドラよりも明らかに器と言うか、王の資格が無いなと思えますね。

喰えない男ではあるけど、もしあそこでダリューンがあの怪物に敗れていたら。
黙ってアルスラーン殿下に首を差し出すくらいの度量はあるよね。ラジェンドラ王子。


神前決闘の結果には誰であろうと異を唱えてはいけないと諌めた宰相をガーデーヴィーが逆ギレして斬殺し。
王子ではなく宰相に仕えていたジャスワントは、混乱の中、アルスラーン殿下を救いましたけど。

彼、今後どうするのかな？
今更ラジェンドラのところへは行けないだろうし。敵対していたわけだから。

ちょっとこのへん忘れてしまってるんですが。
アルスラーン殿下のところに流れていくのかな？
（もしそうなっても、受け入れてくれる度量はあるよね）


そして、エンドカード。

ワロタ。

まぁ、皆がアルスラーン殿下に抱いているイメージを忠実に描くとああなるけどさｗ