素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

毎年恒例のジャリ番映画に行って来た。

2015年08月08日 18時25分20秒 | 日記
毎年恒例夏の戦隊/ライダー映画が封切りされたので早速観に行きました。


ニンニンジャーの映画。

主人公の棒読みと滑舌の悪さは相変わらずでしたけど、面白かったですよ。
夏休みの宿題として、牙鬼軍団に狙われた忍びの里の恐竜殿様を守れ、という、突っ込んだら負けだ!!な話でしたが。

何でこの地方だけ、未だに封建社会続いてるのよとか。
その割には鉄道が通ってて、外との交流があるのは何でだとか。

突っ込んだら負け。
それは分かってます!!

まぁ、そこはそういうことなので、無視して。
滑舌悪いアカニンジャーの「今自分がやりたいと思うことを正直に実行する」という馬鹿正直さに、内心自分の領民が牙鬼軍団に襲われていることに心乱されていたけど「どーせ俺のやることは無駄に終わる」と全てを投げ出して無気力になってた殿様の心に火がつくって展開。

悪くはなかったですよ。
殿様の呪われた姿=恐竜から生まれた新しいオトモ忍で、シュリケンジンティラノ?に合体し、必殺技のドリル攻撃で牙鬼軍団を倒すところもかっこよかったし。
やっぱドリルはいいよ。



ドライブの映画。

ベルトさん悪人じゃなかったよ!!
多分(おい

だってさぁ、本編でも何か怪しいベルトさん生身とよく似た男が出現してきてるし。

あまりやって欲しくないけど、本当のベルトさんは悪で、今のベルトさんの人格は他人を騙すために作られた人格である、ってルートも捨てきれないというか。

トータルリコールみたいな感じで。
あれも、シュワちゃん扮する「火星のために戦うエージェントだったが、悪に捕まって偽の人格・記憶を強制的に書き込まれてしまったと思われてた男」、実は火星の地下組織のミュータントたちを騙すために作られた人格でしたよね。
無理矢理記憶を書き換えられ、人格を書き換えられた!!ってのが実は大きな嘘だったという。
実は本人了承済みで、火星の地下組織の連中を騙すためにあえて記憶と人格を書き換えたという。
本当の彼は利己的で残虐な性格で、それを隠してビデオレターという形で「火星のために戦ってくれ!!」と偽の人格を刷り込まれた自分に訴えかける。
で、本人も本来の自分は正義の戦士だったと思い込んで行動しているから、火星の地下組織の人々もすっかり騙され、ばらしてはいけない自分たちのリーダーの所在をつい教えちゃう。
そこでズドン。
一生懸命火星の自由のために戦っていたつもりだったけど、実は悪の手先になってただけだった。残虐な過去の自分に誘導されていただけだった。

自分で自分を騙すというのが外道の極みだなー、と思った過去の思い出。


まぁ、ドライブの映画の話に戻りまして。

見てて思ったんですが、やっぱ進ノ介の相棒はキリコなんだなーと。

ベルトさんは戦友ではあるけど、バディじゃないというか。
戦友だけどバディじゃないから、究極、ベルトさんを殺さないと世界が危ない、となれば、進ノ介は迷わずベルトさんの命を奪う選択ができちゃうというか。

でも、それがキリコだった場合は多分、選択できないよね。彼は。


前回の仮面ライダールパンのときは、ラストシーンの「キリコの運転するトライドロンとドライブが連携して仮面ライダールパンに最後のライダーキックを叩き込む」って演出に激燃えしたものですが。
今回は、警察の面子ばかり気にして、正義を無視しようとする警察上層部を一喝するのがかっこよかったわ。
キリコがやるからいいんだよねぇ。
正面切って怪人と戦うことは無理でも、安心してドライブが戦えるように、その背中を守るというか。