得たものがあまり無かったですね（ゼロじゃないけど）

今週のアルスラーンですけど。

そりゃま、殺すよな。
火種だもん。ガーデーヴィ。

死の床についている先王の遺言に、涙ながらに同意しているラジェンドラ王子の言葉、全く信用しませんでしたよｗ
あれほど信用ならない言葉は無いｗ

先王はおそらく人格者で、民に心底愛されていたんでしょうけど。
だからこそ、兄弟間の殺し合いはして欲しくなかったんでしょうけど。

殺さないわけないじゃんよ。あの抜け目無い王子が。
先王が生きてる間に処刑しなかっただけ、まだ親孝行だったと言っていいくらい。


しかしアルスラーン殿下。
シンドゥラの一件ではあまり得るものが無かったですね。

最終的にラジェンドラとの同盟もパーになりましたし。
（あんな状態になって、忙しくなったら助けてよとは言えまいよ）

ラジェンドラの身柄と引き換えに、３年間の不可侵条約を結ばせましたけど。
そんなもん、絶対的な保証にはなりませんしね。
（実例：ソ連）

大体とっかかりからして、パルスがガタガタになってるからその隙に領土を奪おうと兵をあげて来たような方々ですし。
仁義なんか求められませんわ。

でもまぁ、何も無いわけじゃなかったですけどね。
得たものは。

あくまで、あんまり無かったなぁ、と。

ひとつはジャスワント。
このヒトは裏切らないヒトだからね。

何せ、旗色悪いガーデーヴィに世襲宰相と一緒に最後まで仕えたヒトだし。
信頼できる家臣を得られたのはプラスには違いないわけで。


あと、ラジェンドラに「パルス相手に戦争挑むと結果はどうなるか分からないぞ」という記憶を刷り込んだことくらいですか。
あんだけ兵力や策を弄してアルスラーン殿下の首を狙ったり、陥れようとしたのに、そのたんびに完敗させられ続けてきたら。

今後はちょっとやそっと隙が見えたような気がしたとしても、「パルスの領地は狙うのやめとこ」ってなるはずだし。

これぞ抑止力ってもんですわな。
兵を使わずに国土を守るｗ