ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

翼ある人びと④

2014-02-19 21:37:13 | 宙組
アッキーさん(ヨーゼフ)一貫して洒脱なイイ男でした物語では一番広い目で音楽を見ていたし、主演コンビに匹敵するプラトニックな恋をしてました
基本的にはちょっと軽い目なんですが、人助けや、大事なアドバイスを軽い中にしっかり入り込まして行ってる姿がかなりカッコイイヴァイオリンを弾きながらヨハネスを助ける所とか、この人ヒーロー?みたいな感じで、かなりきました
深く入り過ぎないけど、やるべきことはやる!って姿勢がもうたまりません
そこは恋愛にも言えていて、ずっと好きなルイーゼには、軽口で好きとかは言えても、本心は言えない姿が新手の萌たっぷりでした最後のブラームスのアパートでの再会はどんな気持ちなのか…深いです。

レーレさん(ルイーゼ)良家のお嬢様的な役の時のレーレさんの娘役度の高さが素晴らしいです
ヨーゼフからは一貫して想われてるのに、好きなヨハネスからはなんとも思われていない姿が、王道だし、宝塚の2番手娘役さんの仕事って気がします
ヨハネスとクララに対する嫉妬?みたいな感情から、ロベルトを傷つけてしまう…そんな悲しい一連の行動もまた宝塚らしくて好きですレーレさんが演じていると、その行動で、イラっと来るのではなく、仕方がない…って思わせてくれるところが良いと思います
劇中では周りがスゴイ人ばかりなので、隙あらば、ピアノの才能が無いみたいな事を言っていて、ちょっと気の毒でしたもっとも気の毒なのは結婚のところですが…

リンキラさん(ベートーヴェン?)ヨハネスのスカーレットⅡ的仕事ですが、本人そのままでなく、レジェントとなってるベートーヴェンの姿で語りかけてきます
まずビジュアルが、色んな音楽家が出てくるこのお芝居で、唯一教科書とかのイメージのまんまのスタイルで登場なので、いきなり面白いです
ヨハネスが本心で思っそうなことをズバズバ行ってくるのですが、ロベルトが川に身を投げたシリアスな場面では何故かカヌーで釣りヤバイ深過ぎる舞台の高い所にカヌースタイルのベートーヴェンとかいたらそこから目が離せなくなる
でも、お芝居の語るところは役の中では、ベートーヴェンの曲のイメージにあった喋り方だったり、激しく喋ってもセリフがとっても聞き取り易かったりして、リンキラさんの舞台人スキルの高さを感じました
大きな役なのに、結構モブのバイトが忙しそうでした借金取りのお衣装が、銀英伝の皇帝の使者と同じだったので、ときめきました
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