ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

黒蜥蜴感想

2007-02-14 23:37:19 | 花組
ツッコミ所は沢山有りますが、面白く観劇できました。評判があまりに悪かったので自分の中のハードルが下がっていたのも良かったのかもしれません(笑)
いつも通りの反戦メッセージ、一般人はバカ扱いで歌う舞台セット、宝塚らしくない下品な台詞、あまり描かれない登場人物の心など、もうなれたマイナス面なので、その辺りを割り切って観るとかなり楽しめました。

ここからは良い所を(笑)脚本自体はメロドラマチックなのですが、私は好きです。タカラヅカで上演するのだから、タカラヅカらしく今回のようなお話にするのは正解だと思いました。
テンポも良かったし、話も解り易くしてくれてました。本当にキムシン先生は少し考え方を変えていただけたらもっと良い演出家になるのにな~って勝手に思っています。
舞台は広く使われていて、閉塞感のあるシーンが多いのですが、息詰まりすることもなく、観やすいです。照明もいい感じにアンニュイであの時代の雰囲気が出てました。

いや~それにしてもあんな色んなオサさんが見れるとは!演じられてる方は大変だな~とかキャラが混じらないのかな~っと変な心配をしてしまいました。明智本体はスーツが大変似合われるスターさんなのでとてもイイ感じでした。ニヒルなオサさんはきます!
彩音さんも多分黒蜥蜴が代表作になるのかなっ?と思わせる演技でした。早くに抜擢されて伸びていく様は見ていて気持ちが良いです。
娘役さんで忘れてはいけないのは今回も野々さんで、スゴイですね!もうまとぶんの相手役です。ただせっかく演技力が有るのに、なぜ毛布を優しく掛けてくれただけの雨宮の優しさを信じようと思ったのかもう少し触れて欲しかった・・・
その雨宮ですが、恐ろしく強いです!ボクシングでチャンピオンになれたんじゃないでしょうか?その設定がまとぶんにぴったりでした♪強そうでした。ただの酔っ払いじゃない感が出まくりです。影があるのに、弱いところもある役がハマリますね~。
ふーっ長くなったので今日はここまでです。
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花組マイ初日

2007-02-14 00:03:16 | 花組
行って参りました!大劇場。個人的には両方アリでした。黒蜥蜴の方は色々つっこみたい所もありましたが、キムシン先生なので、ソレはいつものことだからと割り切れる人なので(笑)話自体は結構好きでした。詳しい話はまた今度で、今日はタキシードジャズの感想を書かせていただこうと思います。

全体としては小気味良く場面が変わり、知ってる曲も多く、あっという間に終わるショーでした。今回はオギー先生にしては、あまりダークでもなく、解りやすく、取っ付きやすい作品になっていました。それでもオギー先生のテイストは失われずに、ダンサーは踊り、シンガーは歌い、シビさんが活躍し、古典的ロケットはあまりせず、パレードはいつの間にか始まり、今回に至ってはエトワールも誰かわかりませんでした(強いて言うなら扇めぐむさん?)そして引き込まれます。

今回の影の娘役主演は鈴懸姐さんでした。すごかったです!出ずっぱりの踊りっぱなし、何時お衣装替えられたのですか?って感じで、さすが筋肉が他のジェンヌさんとは違います!オサさんともよく踊ってました。
一花さんもかなりの出番でした。たまにウルトラクイズに出てそうな時もありましたが、オギーショーの必要要員を担っての活躍でした。

オサさんは歌に踊りと忙しそうでしたが、少しダンスを削ってでも、もう少し歌を多く歌って欲しかったです。個人的にザ・コンチネンタルが特に良かったです。ああいった曲もすごいんだな~と、あそこだけで観に行けます♪
まとぶんは今回は敵役が多かった気がします。でもカッコイイライバル的な感じで、全然アリでした。歌も沢山で、よりスターでした!パレードでもっと大きな羽を背負って欲しかったですが、ソレはオギーショーなんで肩から垂れてる羽でした。

そんな中、彩音さんとえりたんの出番が番手割りには少なかった気がします。彩音さんはお芝居で活躍されてるのでいいですが、えりたんはどちらももっと活躍して欲しかったです。

ところで、このショーもよく観たら細かい設定が沢山見つかるんでしょうか?それが楽しみでもあります。次に観に行くのが楽しみです。
ちなみに今日は月組からキリヤン、三代目、ねねさん、れみさん等10人くらい観劇されてました。
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