知らぬ間に里山のあちこちで桜が咲き始め、週末には満開のようです。写真は私の町にある海技学院の建物と庭の桜であります。
海技学院とはその名のごとく、船舶の運転や機関士の技術を学ぶところで、老犬ペロと散歩する定番コースの途中にあります。
この洋風の建物は明治35年に建てられ修理を繰り返されながらもおよそ、100年を超える月日を生き延びてきました。最初の用途は郡役所でその後、町役場 . . . 本文を読む
父が3月6日に亡くなりました。
亨年83歳。老衰が原因で、寝入るような穏やかな死でした。亡くなった日は、小雨の降り続く一日でしたが、お通夜、葬儀の日は晴れ渡り、自宅前の海は穏やかで春の陽に波がきらめき、いつものように漁船がエンジン音を響かせて入り江を行き来しておりました。
父の魂は最後のひと時を、いつも釣り糸を垂れていた岸壁で名残惜しそうに過ごしていたのでしょうか、時間が来たのを知ると青 . . . 本文を読む
私の自宅は熊本県の中央から西へ有明海に突き出した宇土（うと）半島の一番突端にあります。
国道を挟んですぐ海で、石積みの岸壁の前は穏やかな入り江になっています。地震が発生した3月11日の夜。被災地から遠く1,000キロ以上離れた我が町にも津波の避難警報が発せられました。
私はまだ熊本市内で仕事中で、家族に聞くに町のパトロール車が回って来て避難勧告のアナウンスをけたたましくして回られたそうで . . . 本文を読む
嗚呼、果てしない杉林…の一部。
「べにふうき」のお茶の木で防波堤を設けたらどうですかね…。
先日春を撮る…つもりで山に出かけたのですが、山奥は春を迎えるに、まだ時間がかかりそうであります。
五木村の一番北部に、大滝という私がお気に入りの撮影ポイントがあり、地名の示す通り、うっそうとした森の中を川沿いの小道沿いに30分程行くと大きな滝があります。その滝に行くまでの小道で、様々な森の表情 . . . 本文を読む