当分休眠します。山の中の一軒家。 . . . 本文を読む
日曜の朝、体全体が縮んで動けなくなり、無理に立ち上がったら
ぎっくり腰のようになって、杖を突かなければ前に進めなくなった。
我慢に我慢をかさね、スマホで町内の病院をさがして
月曜に行こうと思ったが、残念ながら朝のバスは行き過ぎそれから2時間待ちなのだ。
過疎地の試練とはこういう事か、やむ得ず、タクシーで病院に行くと
月火は急に休診とのこと。
事務員の憐れむ目を背に、杖をつきよろめきながら帰 . . . 本文を読む
久しぶりにブログを書く。最近、軽い頭の混乱があり、ブログどころではなかったのだ。
病気になって良かったことがある。もちろん奇跡的に命が助かったから言えることだけど。
クモ膜下は死亡率30%で問答無用の即死。生き延びても30%が重度の障害で自立生活困難。最後の30%が各人各様。その最後の30%の人々がどうしているか、分からない。脳梗塞や脳卒中は、闘病記などが本でもサイトでもいろいろ出ているが、 . . . 本文を読む
昨日は町の健康診断だった。
町営のグラウンドの横で、検診のバスが数台、レントゲンや超音波で腹部の検診をした。
平日の昼にやってくるのは、ほとんどが老人。いちいち病院に出かけて、健康診断を受ける手間より、バスで検診車がやってくるのがありがたいのだ。僕の検診はすぐ済んで、時間があったので、近くを散歩した。桜は満開でちらほら散り始めている。手前の菜の花は終わりかけだ。整備されたグラウンドは人気もない。 . . . 本文を読む
先週は久々、半年ぶりに山に行った。往復、4時間はかかったか。待ちに待った山奥の春だが、山道を歩くだけでも楽しい。病気の前はさっさと道を登ったが、今は、登山口から歩いて、数分。足元の花たちを探すのも楽しい。数分でもたっぷり楽しいのだ。ようやく撮れた写真の中で、自分でお気に入りの一枚。杉林の合間に、カタクリのピンクの花が咲いている。あと1週間。その期間に太陽の光を根っこに貯めて彼女たちはまた、眠りに . . . 本文を読む
またまた発見、極私的路上観察学会熊本支部
なんと街角に「水素水の給水機」がある。
日本初か?(調べようがない)しかも相当古い。
何しろあの水素水なのだ。
水素自動車の燃料スタンドとなるかもしれない。
僕には水素水について、後ろめたい経験がある。県南のある健康食品会社の社長から商品のラベルデザインを依頼されたのだが、その事務所に行くと、受付用の机の上に、握りこぶしくらいの大きさの白いかたまり . . . 本文を読む
もともとの性格が病気で拡大したのか。いろんなことにイラつき、いちゃもんつけたくなる。(害獣くまモンの駆除は間違っていない) そんな時には瞑想して気分を落ち着けるのが一番と友人の勧めで、マインドフル瞑想法の本を買ったり、寝る前に枕元でCDを流したりした。ついでにというか、日本のお坊さんで独自の思考、瞑想法を広めている小池龍之介氏の本や同じくCDを買い流した。小池氏の言い分もわかる。ひとはもともと怒 . . . 本文を読む
極私的路上観察学会熊本支部もたまには遠征することにした。いろいろ用事もあり、八代駅に降り立ったのだが、ついでに、肥薩オレンジ鉄道にも乗り込む。そして日奈久温泉に行くことにした。日奈久温泉は僕から見れば宝の山だ。県内でも指折りの寂れた温泉街だ。種田山頭火が投宿した宿「織屋」もあるのだが、補助金での悪あがきのかいもなく、結果誰も居なくなった。「昔は栄えたのに」、と勝ち誇ったように言われると、今や「日 . . . 本文を読む
前回は極私的路上観察学会などと調子に乗り、江津湖の湖畔をうろつき、時に、這いつくばりカメラを構える怪しい男を演じて、意気揚々と事務所に帰還し、デザイナー兼用務員のイワサキ君に、USBを渡したのだが、パソコンで開いてみるに、鼻息、フンッ!と掃き出し「こりゃ、ダメですね、使えません」と言う。まさかあの「ラーメン屋に行きたくて、出かけたんじゃないでしょうね」とまで言いやがった。彼は例年頼まれる環境系の . . . 本文を読む
若かりし頃、亡くなった赤瀬川克彦氏が始めた路上観察学会の本を好きでよく読んでいた。知る人ぞ知る「トマソンの世界」なのだ。今でもその集まりはあるのだろうか。「学会」と言いながら何も学術的な裏付けがあるわけもないけど、そんな学会員の眼で身の回りの世界をみていると不思議なこと、信じられないこと、理解不能の景色に出加わす時がある。
土曜日は熊本市内の我が猫の事務所も暖かく、カメラを持って外に出た。事務 . . . 本文を読む