僕にも立派な本業があるのだけど、今や開店休業。店の入り口は半分カーテンが閉まっている状態。思い出すに、昔は背広を着てネクタイを締め、鞄に革靴…要するに社会人。ところがだんだん仕事が減るに従い、背広も安物のブレザー、ネクタイは外し、鞄はトートバック、革靴も安物のウォーキングシューズになった。
本業には親会社があり、時々「生きているかー」と電話があったりするわけで、そんなのんびりしている親会社も、ど . . . 本文を読む
9月3日は矢部(現山都町)の八朔祭りに出かけた。今から約250年前、江戸中期の頃から始まった祭りで、祭りの一番の見ものは各町内で作った大造り物の引き回しだ。木の皮とか松ぼっくりとか自然の素材だけで手作りされた造り物が、山間の町の商店街を練り歩く姿は八朔祭りならではの景色だ。今どきのなんとかフェスティバルとか、どこにでもあるようなヘラヘラの地域おこしの祭りとは全然違う、歴史ある祭りなのだ。
矢部 . . . 本文を読む