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山奥の春。

2019年04月09日 | Weblog

先週は久々、半年ぶりに山に行った。往復、4時間はかかったか。待ちに待った山奥の春だが、山道を歩くだけでも楽しい。病気の前はさっさと道を登ったが、今は、登山口から歩いて、数分。足元の花たちを探すのも楽しい。数分でもたっぷり楽しいのだ。ようやく撮れた写真の中で、自分でお気に入りの一枚。杉林の合間に、カタクリのピンクの花が咲いている。あと1週間。その期間に太陽の光を根っこに貯めて彼女たちはまた、眠りにつく。つまり、また会えたとしてもまた来年。標高1,000メートル近く。森を吹く風はまだ冷たい。去年は尾根にまだ雪が残っていた。帰路で、頭に激痛。おとなしく眼を瞑る。

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