![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
し~らな~い 街を 歩いてみたい~
どーこーかー 遠くへ行きたい
なんて言う古い歌がありますが
前述したように
「
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もう私の事なんて、誰も知らない土地へいってしまいたい!」
と、
言うような願望に一時的にでも駆られた人は 結構居ると思う。
環境を変えてみるというのは決して悪い事じゃない。
環境を変えたほうが、
冷静になりやすい
呼吸をしやすい
自分らしさを発揮しやすい
というのなら。
わかりやすい例でいくと「不登校」なんていうのも社会問題ですね。
(私の頃は とーこーきょひ って言ったもんだけど。あ・一緒?)
何らかの事情で 学校へ行く事が出来なくなった子供。
いじめとか、勉強についていけないとか、
不登校になっちゃった子の数だけ、事情は色々あるだろうけれど
こんな時、環境を変えてみるというのも
ひとつの手段だと思います。
もちろん、それも
ありですとも。
引っ越しちゃうとか、転校とか、
今流行の フリースクールへいくとか。
興味深い話だけれど
都会に住む方は フリースクールというと
南の島とか、日本昔話に出てくるような山村とか、
そういったところを思うでしょうから、
やはり都会の子は、田舎に身を移す。
でも、反対に、そういう南の島とか山村とかで生まれ育っている方は
都会のフリースクールへ身を移す。
(これは実際によくある今の日本の現実です。)
環境を変えると、
これまでの嫌なつながり、嫌な思い出、苦い経験、
全てリセットできて、
新しく生きられる。
ような気がするので、一度は考えることじゃないかと思う。
ただ、同時に今まで築いてきた関係も
全てリセットされちゃうので
その代償は覚悟しなくてはならないけど。
takaが まだ若い二十歳前後のころ、
「外国」とか「留学」というものに凄く憧れていた時期
taka兄に そう話したことがある。
外国に行きさえすれば、苦手な英語もペラペラになって
すごーく自分が向上しちゃうような気がするの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
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なあんて、熱っぽく話した・・ような気がする。
何事も行動を起こす前には事前調査を綿密にしてからでないとならない
という主義の兄は
何事も本能の赴くままに行動し、考えるのは走り出してから
という妹のこの発言に
(足して二で割ると丁度よいかもねえ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
)
そら・・またきた・・とばかりに冷静に答えた。
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まあ、そうかもしれない。
海外に憧れる気持ちは理解できる。
だけど、問題は、その目的だね。
俺だったら、「外国」へ行くにしても
その目的を達成するために、この場で日本で出来ることはないか考える。
そして「日本」で出来る事を まずはやる。
それでも やはり「外国」へ行かないと達成できない目的であると
その時に再度感じたのなら、そこで初めて行く意味がある。
・・・てなことをたぶん言われた気がする。(アンちゃん、あってる?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_eye.gif)
・・・この場で出来ること・・かああ・・・。
そう言われてみてしまうと、
そうかな、と思ってしまった当時の私だった。
別の話で、
それでも海外への思いを消せなかった私が、
ツアコンになるためのスクールへ行っていた時に
海外を何年か放浪してきた、という女性と たまたま席が隣になった。
そりゃあもう興味深々で
いろーーーーーーーーーーーんな話を聞いた。
(しかし、その大半を忘れたが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
ふっ。だから私は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/niwatori.gif)
)
でも、ひとつだけ忘れなかった自分の質問。
「それだけ海外を歩き回って そして、何か変わった?」
それまでは、尋ねられるまま
色々次から次へと話してくれた彼女も、この質問にはすぐ答えず
しばらく考えてから
「そーね・・ 結局のところ、自分は自分で、なにも変わってないかもしれない」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
そうなんだ・・・。
これは、青臭い頃のtakaにとっては衝撃な生発言だった。
似たような事を言っている著名人の話は雑誌なんかでも載っているけれど
現実、目の前にいる憧れの海外経験帰国者に
直に言われると、それはかなりのショックだった。
そうなんだー・・・。
兄の進言に さらに裏づけされた彼女の言葉。
これは後々、いろんな場面で思い出される。
さらに、そうなると、ツアコン目指す前に居た会社で
辞表を出した時、
引き止めてくれた上司の一人が言った言葉も思い出される。
「あのね、今、君の前には大きな壁がある。
君は、その壁を越えることよりも、避ける道を選んでいる。
一時的には、避けた事で また先に進めるかもしれない。
でも、いつかその壁はまた現れる。
超えずに避けたはずのその壁は
今度は、更に大きくなって君の前に現れる。
又避けることも選べるけれど 次は又更に高い壁だよ。
結局のところ、先に進めたつもりでも
実は、同じトラックの中を回っていただけ
ということに気づいてしまうだけかもしれない」
と、
言うような言葉をくださった。
その時は、その意味が正直、あまりわかってなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
だって もうやめたいんだもんっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
という、気持ちのほうが強かったし、若(馬鹿)すぎた。
でも、今では何かあるたびに、思い出される
貴重なひとことだ。
勘違いしないで頂きたいのだけど
だからといって、環境を変えることを否定しているわけじゃないです。
ただ、環境ごと変えてしまう前に
自分自身の精一杯を尽くしておくこと。
人がどうとかじゃありません。
キャパシティーは、人それぞれ、大きさが全然違うので
あくまで、自分自身のもてる範囲の中で、です。
それで、やっぱり駄目だなと認識してから
それから行動を移すのなら、
それは とても前向きな「引越し」だと思います。
もし、お子さんの為に思い悩んで環境を変える事を考えている方が
これを読んでいるとしたら、
まずは、お子さんと、話し合ってみてください。
もう、すでにお子さんなりに頑張りつくした後であると
認められたら、
よく頑張った。とまずは是非ほめて、認めてあげてください。
そして、保護者としても、この場で精一杯やれることはやったと
御自分で言えるのなら、頑張った御自分を褒めて認めてください。
それからなら、
新天地へ移った時、もう同じ「壁」は立ち塞がないはずです。
だって、もう、やれることはやったのだから。
頑張ったのだから。
その時、既に、その「壁」は 親子で超えているのだから。
もし今、ストレスに耐えかねて会社を辞めたい・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
と悩んで
これを読んでいる方が居るのなら、
じゃ、辞めちゃいましょうと、takaは言います。
でも、まずは辞める事を前提にして
一番辛い時には、まだ辞めない方がいいとも、言わせて頂きます。
一番辛い時に辞めてしまうと、
せっかく辞めたのに、辞めた後、後々までその時の苦痛が甦ります。
にがーい思いだけが、甦ります。
その会社の最寄り駅を見ただけで、避けたくなります。
悪い事してないのに。
それって 何だか嫌じゃない?
やめてまで、嫌な思いを「させられて」しまうなんて。
何事も終わりの見えている苦痛は、耐えやすいものだから
一旦、「よし○○月に辞めるぞ」と密かに決意を固めてしまえば
嫌な上司も嫌な同僚も もういずれ会わない人たちだから
と、許せてしまいやすいし、冷静になりやすい。
ここまでくれば、自分が辞めた後のその職場を現実的に想像することも
可能になってきてますから、
辞めた後に、「○○さんが居ないと困るなあ」
と言われたい意識も湧いてきて
やりたくない!と思っていた仕事も出来てしまうもの。
だって、いつか止めちゃうんですから。
期限付きですから。
そこまで自分を持って持ち上げて 戻していってから
それから「お世話になりました~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
」
と、笑顔で辞める事を、お薦めします。
そうすれば、それは決してドロップアウトではなくなります。
それどころか あなたの大きなステップアップ
(ちなみに過去takaは円満退社も喧嘩退社も両方同じ数だけ経験してます。
ドロップアウトもステップアップも両方。
でも、今こうして新たに考えたり、話したり、出来るのだから
やっぱり、過去のドロップアウトは私にとってステップアップだったのね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
と、やはり何事も自分に都合良く考えるtakaでありました)