takaさんの今日もsimple

整体師なtakaのごく、何てことない一日の話です。

二日目、湯湾岳を目指す。

2011年09月07日 | 奄美時間2011
さて、2011奄美二日め。
ゆっくりした足取りの台風9号のため、天候は強風。時々豪雨。
ただ、もともと、今回の前半は祭りがメインなので
だからこそ中心街、名瀬宿泊していた私たち。
今日は、南下して、宇検村側から湯湾岳と昨年の災害の後の確認のため住用に寄る予定。

 (・・あ! 奄美を誤解している人のため、一応書いておくけれど
 名瀬はビルも並んでたりして、割と都会です
 そりゃ、、関東の省庁所在地のようには行きませんが・・
 普段私ら親子は敢えて 大自然の真っ只中しか行ってないから、皆に誤解されますが・・
 電車の無い島ですが、もともと船交易で栄えてきましたから、港のある町が 中心街。
 名瀬港は奄美の中でも特に大きいので、栄えてます。)


さてさて・・
湯湾岳は、奄美に来たら、登らなくてはならない。。
と思ってしまう山。
昨年も、天候不良のため、登山口の鳥居で拝んで登らず。
一昨年は、やはり天候不良で飛行機が大幅に遅れたため、日程が狂い、断念。
なので、今年は登らなくては・・
と、使命感がありました。
なんていうんですかねえ・・
登らないと、先祖の墓がそこにあるのに、素通りしていくような
そんな気分になってしまうんです。
だから、レジャー・・って言う感じじゃないですねー私たちは。
つとめ・・?任務・・・?
うーん・・・・・使命感・・・・・かな・・ そんな思いで
いつも、旅支度の中に登山仕度も入れるのです。

湯湾岳については、以前も書きましたね

奄美時間2008参照→http://blog.goo.ne.jp/simples-taka/e/1bfcb4b01202927fd0729ea04bb28e49

奄美パーク本文より抜粋→http://www.amamipark.com/islandinfo/oshima/shizen/yuwan.html
「"奄美大島の最高峰(標高694.4m)。3,000mm近い年間降水量と20度を超す年平均気温。
亜熱帯気候により、スダジイなど常緑広葉樹のうっそうとした原生林が育まれ、直射日光が当たらない森の中は木生シダのヒカゲヘゴやオオタニワタリなどが原始の森を思わせる景観を作り出しています。ここには、アマミノクロウサギ、オーストンオオアカゲラ、オットンガエルなど数多くの貴重な奄美・南西諸島の固有種が生息しており、頂上付近全体が国の天然記念物、国定公園特別保護地区に指定されています。
また、奄美大島の開祖といわれるシニレク、アマミコが降り立ったといわれる霊山でもあります。」


そう、この山は、女神と男神が降り立ち隆起した、そして島が出来た
と言われている伝説の霊峰です。。

さて、今年は登れるのかしら・・
と、宇検村側から五合目の展望台広場まで車で行ってみました。



さすがの悪天候のため、私たち以外、だあれも居ませんでした。
雨でした・・・。
どうしよーかねー・・・
と言いながら、二人でぶらぶら。
険しい山道を知っているから、天候によっては無理なので
すぐは登らず。様子見。
とりあえず、展望台にあがってみたりしてました。



展望台は暴風で、スポーツ刈りの息子は普通に写ってますが
takaの写真は、髪の毛が鬼ババのように乱れまくってるのしかないので割愛・・。

すると、何となく、晴れてきました。
うーん・・・
じゃあ・・
登っちゃおうか!!!

3年ぶりの湯湾岳登頂開始。
やっぱり緊張です。
鳥居で二人、手を合わせて登山の安全を祈り、スタート
三年前とは違う
四年前とはもっと違う
成長した息子の しっかりした軽やかな足取りを
ほれぼれ・・・
と、
見つめる余裕は全く無くて、taka42歳、ぜいぜいで着いていきました
が、
春の鎌倉山の失敗を思えば、
きついながらも、あれを思えば ぜんぜん楽で、
頼もしい息子のサポートを受けながら(ちょっと情けなか・・)
無事、何とか、登頂成功
山頂は、2008でも書いたように、展望はありません。
ので今回は写真割愛。
山頂を確かめて、二人で握手して、
それから、再び 展望ウッドデッキの広場に戻りました。

しかし、強風というか、暴風にて、
デッキの上に立つことは、この写真の後、不可
息子の麦わらも私の麦わらも一瞬で吹き飛び、はるか麓へ・・・
ぶっとぶ強風の中、このはしごを降りるのは、こわかった~~~~~

かつての奄美の王である湯湾父親の墓に、墓参りをすませ、
さあ、
早々に下山した方が良いぞ!という天候。

振り返って書くと、ここまでは、順調だったんですね・・。
事件はその後でした