takaさんの今日もsimple

整体師なtakaのごく、何てことない一日の話です。

なつかしの1本

2006年04月21日 | Weblog
またまた頂き物。
(いつもありがとうございます)
UCC缶コーヒーの1969年復刻版。
1969年と言えば私の生まれ年・・・
それだけでも なんだか嬉しい。(ワインみたい)
しかも、、、これは、記憶が正しければ、、、
私が生まれて初めて自分で自販機から買った1本。

私が子供の頃、自動販売機なんて、数が少なかったし
大体うちは「子供は麦茶か牛乳」と決まっていたから
缶ジュースなんていう高級なものは冷蔵庫になかった。
ある日、小学校の自分のクラスでお楽しみ会が開かれる事になっていた。
お菓子とジュース持参してよいことになっていた。
ジュース・・・
ドキドキわくわくして、母に頼んだ。
わざと朝、頼んだ。
学校に行く通学路に、一つだけある自販機・・
あれで一度買ってみたい!
という魂胆だった。
「あらー ジュースなんてないけど。麦茶じゃだめなの?
 じゃー仕方ないねー。」
買っていい?自動販売機で買っていっていい?

「そうねー じゃあそうしなさい」

やった!

いくらだったんだろう・・覚えていないが・・。
100円はしなかったはず・・80円くらいだったのかなあ・・わからない・・。
とにかくかなりドキドキして自販機の前に立った事を覚えている。
ところが、4本位並んだ見本の缶には子供が飲みたいものは並んでなくて
(もしかしたら見たことがないからわからなかったのかもしれない)
真剣に悩んだあげく、
「コーヒー牛乳なら、飲める!」
と、この1本を選んだのだった。

ガコンっ!
と出てきたUCCの缶。
やった・・!という高揚感。
お楽しみ会の内容は覚えていない。
でも、缶のプルトップ(昔はプルタブなんて無かったし)
を開ける必死の気持ちは思い出せた。
そしてあの味。
期待に胸膨らませて飲んだあの味。
どろおおおおおおおおおおおおおん と無茶苦茶甘かった。
しかも、開けた瞬間は飲み口の所に乳製品の膜が張っていてぎょっとした。
(・・古かったんちゃう・・?)

この缶を見ていたらそんな記憶がカタカタと甦ってきてしまった。
プルタブを開けても当然ながら膜は張ってなかった。
味は・・
美味しかった。キャラメルコーヒーの味。
注意書きに、当時の味を今風に復刻していますとあったので
なるほどの味。
おいしいなあ・・・と、思いつつ、
あの、゛砂糖てんこ盛りに入れちゃいました濃度たかっ!”
という甘さが、懐かしかった。
さすがにあれは、全部飲み干せる甘さじゃあないけれど。


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