人は縁・花は色

花と旅の風景などの記録を紹介したくて
開設しました。

盛岡の石割り桜

2017-04-22 17:06:49 | 日記
盛岡地方裁判所の庭に石割桜があります。
樹齢400年とも言われています。ヒガン桜です。別名石割桜とも。

浅田次郎作・壬生義士伝の主人公・吉村貫一郎の言葉から。
(新撰組の剣豪として知られた人です(南部の人)

[盛岡の桜は石ば割って咲く、盛岡の辛夷はほれ見よ。
北さ向いて咲くでねえか。んだばおぬしらもぬくぬくと春ば来るのを
待つでねえぞ。南部の武士ならば見事石ば割って咲け]

かつてこの場所には南部藩の家老の屋敷がありました。
庭石にカミナリがおちて割れ目に桜の種が飛んで来て育ち
成長に伴い花崗岩の割れ目を押し広げて咲いたと聞いてます。

相当大きな花崗岩の中央付近に約25㎝ほどの割れ目があって
その中に桜の根がはり、石の上部から幹が伸びています。
石の割れ目は今も少しずつ広がっているそうです。

今日息子から石割桜の画像が送られて来ました、朝早かったけど観光客で
中々正面からは撮れなくて先ず後姿から・・・

正面から




息子曰く[石を割って 咲く桜なんてすごいよね。生命の力強さにみんな惹かれるんだろうなあ~]

9年前ライトアップされた石割り桜を見に行ったとき撮った画像です。





コメント (10)
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