何十年ぶりだろうか、真鶴半島三ツ石のウメボシイソギンチャクの調査に参加した。ウメボシイソギンチャクは神奈川県天然記念物に指定されている。天然記念物だが、それほど珍しくなはい。我が家の下の海岸でも見られるが、三ツ石海岸はびっしりと密生しているのが珍しいためだ。干潮時にウメボシのような赤いぶよぶよした姿を現す。海水の中では紅い触手をだして美しい。
わが家の庭には刻印石がふたつ鎮座している。昔、父が畑にある石丁場から、刻印石を持ってきて庭に据えたものである。ミカン畑の中のある石丁場は尾張藩が切り出していたようで、江戸城築城に使われたものだ。
刻印石があるのは、修羅に乗せて運ぶ時、間違って落としてしまったものなのだ。落ちたということは落城につながると思いから、築城には使われなかった石なのである。これを「残念石」というらを示すしい。
この印は何を意味するのかは定かではない。藩の印、家臣を示す印、石工の符号、工事手順の記号。など多岐にわたっているが、詳しい意味は分かっていない。
暖かくなり指先も動き始めたので、バッタとエビを作ってみた。最初は指が動かず。でも次第に上手に作れるようになった。理屈ではなく身体で覚えるようにしたので、時間の経過と共に指が思い出してくれる。日本の職人さんたちは身体で覚えると言うが、こう言うところが、日本の技術力につながっているのだと、バッタを作りながら思う次第である。
四月に入り天候が定まらない。
孫たちは日曜日なのに外で遊べないので、少々欲求不満気味だ。そこで鯉のぼりを出して飾ることにした。私の子供の頃は鯉のぼりは外に出して飾り、大きな鯉のぼりは春の風に泳いでいた。今はあまり見かけなくなった光景だ。男の子が生まれたという、個人情報が漏れるのだろうか。嫌な世の中になったものだ。我が家もなんとなく大っぴらにすることを遠慮して、室内に飾っている。もう一つの理由として、屋外では出し入れを毎日しなくてはならないし、大風で鯉のぼりがポールに絡まったり、遠くまで飛ばされたりと意外とめんどくさい。一番の理由はこの辺か?
いま大根の花が満開です。
20年も前になるでしょうか、母が野菜を作っていた時の大根の種がミカン畑のあちこちに散らばって、野生の大根畑ができるのです。大根は花が咲く前のつぼみもおいしく食することができるし、秋には大根が食べられるといった、二回も食を楽しませてくれる、いろんな意味で美味しい植物です。
20年も前になるでしょうか、母が野菜を作っていた時の大根の種がミカン畑のあちこちに散らばって、野生の大根畑ができるのです。大根は花が咲く前のつぼみもおいしく食することができるし、秋には大根が食べられるといった、二回も食を楽しませてくれる、いろんな意味で美味しい植物です。
今年もワカメ採りに出かけた。バイクで一分もかからず磯に出る。たくさん採ったので休んで、石を見ていると、矢穴の多さに気が付く。
この辺の磯は江戸時代から江戸に石を運んだ場所。江戸城の石垣にも使われている。
矢穴は石を切り出すために開けられた穴で、それぞれの矢穴に鉄の矢を入れて大きなゲンノウでたたくと割れるのだ。矢穴に鉄の矢を入れる時、濡れた藁を入れた。藁を入れることで、矢をゲンノウで叩いた時に矢が飛び出さないためだ。先人の知恵には驚くばかりである。
この辺の磯は江戸時代から江戸に石を運んだ場所。江戸城の石垣にも使われている。
矢穴は石を切り出すために開けられた穴で、それぞれの矢穴に鉄の矢を入れて大きなゲンノウでたたくと割れるのだ。矢穴に鉄の矢を入れる時、濡れた藁を入れた。藁を入れることで、矢をゲンノウで叩いた時に矢が飛び出さないためだ。先人の知恵には驚くばかりである。
漁師の皆さんが竹が欲しいというので、お好きなだけお持ちくださいと差し上げたら、お礼にと大きな鰤をいただいた。
今年は結構寒ブリが獲れていると聞いていたが、ここにきてまた結構獲れているようだ。久しぶりに鰤の刺身をいやというほど食べた。
今年は結構寒ブリが獲れていると聞いていたが、ここにきてまた結構獲れているようだ。久しぶりに鰤の刺身をいやというほど食べた。
ついにタケノコをイノシシに食われる。かなりの量を食われている。牙で土を掘りおいしい先端部をうまく食べている。どうにかしなくてはと思うのだが、すぐにはどうにもならない。罠を掛けるにも講習会をうけて資格を得なければならないし、罠もただではない。今から気が重い。来年までにはどうにかしなければと思うのだが、。。。。
毎年この時期になると趣味にキャラブキ作りを始める。今年の記念すべき第1回目を日曜に作った。低気圧の影響で風が強かったのでカミサンが外での調理はやめろという。しかし強行。私は火を甘く見て火事になりそこなったことがあるので、カミサンは神経質だ。でも美味しいキャラブキガ出来た事は言うまでもない。